第2話




ユージンは俺の子だと確信している彼女を説得して早く国に帰りたい!

彼女が居なくなり城の婚約候補達に実家に戻って貰うことが意外と難しく迎えに行くのが、あれから3年もたっていたのだ。



王太子殿下の隠し子と噂されて肩身の狭い思いをしています。


私と、ユージンは今エメラルド国エメラルド城に居ます!

なんども説明したのですが理解してもらえず今にいたります。



まあ私の説明が辻褄が会わなし、ユージンがユリアスの幼少の頃に、そっくりだと絵姿を観せられ、ビックリ可愛いらしいユージンです、こんなに似るものなのですね血筋は凄いです。



ユリアス王太子殿下が手紙を私に読めと渡されました。

これは私の元侍女がユリアス王太子殿下に出した手紙のようです!



ユリアス王太子殿下、私はウッドサイド伯爵令嬢の侍女をしていたサマンサと申します。

失礼を承知でこの手紙を書いております、シルビアお嬢様は貴方を心から愛しております。



この手紙を書く前、王太子殿下の婚約者と名乗る方が来られ。

『ユリアス王太子殿下と合うのはもう止めて欲しい私達は愛し合っているのです』と、告白されて帰られたのです。



この手紙が届く頃には、お嬢様はこの国にはいません。



私はユリアス王太子殿下の幸せを御祈りしております。




追伸 



お嬢様は、ご懐妊されておりました。






これを読んで直ぐ婚約者候補1番のダイアナ王女だと解り候補者から外した。



ダイアナ王女は婚約者ではなくて婚約者候補だったの?

「ユリアス王太子殿下、王女様は、確かに婚約者だと仰って私は信じてしまいました」



「ダイアナ王女が全て話したよ、直ちに婚約者候補から外れてもらったんだ」



「あの子は俺の子だよね?」



もう、事実を話そうダイアナ王女とは結婚してないようだしユージンが彼の子だと告白しても構わないわね。

「はい、そうですユリアス王太子殿下と血は繋がっていますが貴方に渡すつもりはありません!」



「君はもう俺を愛していないのか?」



「愛してるけどユージンを取り上げられたら生きていけない結婚だって身分差があるし無理だと承知しております」



「結婚のことは3年前から考えていたんだペルホード公爵と養子縁組をしたら結婚できるから安心してほしい!」



「だけど貴方には沢山の婚約者候補がいらして・・・・・・他の方はどうするのですか?」



「彼女達には、3年前に自宅に帰ってもらっているし婚約者候補は、もう1人も居ないんだ」



知らなかったユリアス王太子殿下は私と結婚するつもりで?

「解りました暫く御城で泊まり、これからのことを考えてみます」



私は、ユリアス王太子殿下の全部を信じている訳ではありません、だって家の両親に聞いたら、私が隣国の祖母の屋敷で生活してることくらい、解るはずです3年も掛かるかしら?



何か怪しいわ信じられない!








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る