瑞国伝への応援コメント
素晴らしい作品でした。
私は、設定とされたであろう時代背景について何も知りませんが、相当の準備をなされたのだろうと思います。
8話のなかに過不足なくエピソードが詰まっており綿密に設計されたのだろうと感じました。
各話ごとに感想を書きたかったのですが、返信の手間をとらせてはご迷惑と思い最後にまとめさせていただきました。
人の心の辛い部分をすくい取り、希望や意味といったものを感じさせてくれる物語でありました。
楚清朗と翔令の信頼関係(変化や成長)が描かれていますが、それを支えて最終的に未来を切り拓いたのは若き日の楚清朗の志であったように思います。このあたりがブレずに1話から最終話まで貫かれており作品の背骨となっているように思います。
ご自身の才能を大事になさってください。
私も若いころ、小説を書く才能があるとおっしゃって下さった先生がいましたが、私は作家の道には進みませんでした。その先生が下さった言葉が「才能の塊です、しかし磨かねば路傍の石」でした。
どん欲にまなび、頭ひとつ抜き出た存在になってください、応援しております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。本当にじっくりと作品を読んでくださったのが伝わってきて、感謝の気持ちでいっぱいです。
この作品は、本当に考えて練りに練った作品という自負があります。実は、初めてプロットをきちんと作った作品です。
この作品のテーマの一つは、絶望からの再生です。清朗の志が報われる過程を、少しずつ書いていきました。
「才能の塊も、磨かねば路傍の石」、心に重く響く金言ですね。背筋が伸びるような気がします。これからその言葉を訓戒として、創作に励みます。
この度は、素晴らしい応援コメントを本当にありがとうございました。
瑞国伝への応援コメント
コメント失礼します。天井萌花甲子園から来ました。
中華ファンタジーはよく読みますが、これほど時代考証も完璧で、高いレベルでまとまった作品は久しぶりに読みました。
そして、これを書いているのが高校生だという事実に戦慄を感じずにはいられません。末恐ろしい才能だ…
短編だけでなく長編として、じっくりと読みたいなと思える作品でした。
審査員であるため、結果発表前に星が入れられないのが悔しいですが、後ほど必ず別途レビューを書かせていただきます。
素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
返信が遅くなってごめんなさい。
私は白玖黎さんの作品をいくつか拝読しており、読むたびに言葉の美麗さと中華への造詣の深さに感服するばかりでした。そんな白玖黎さんに褒めていただいて、とても嬉しいです。実は、私が萌花甲に参加した理由の一つは、私の作品が白玖黎さんの目に留まったらいいなという希望があったからです。こうして応援コメントで褒めていただけて、しかも後ほどレビューを書いていただけるとまで言っていただけて、とても感動しています。
応援コメントありがとうございました!
瑞国伝への応援コメント
志を一つにして理想的な国を築き上げる2人の物語に大変惹かれました。
清朗さんの過去の話に始まり、その時点であまりの人生の重さに打ちのめされました。絶望の底にいる彼が皇太子様との関わりの中に自分の希望を見つけ、皇太子の側も大きく成長する、その姿に感動しました。見事な国となったのももちろん、何より2人が幸せそうで良かったなあ……と思えました。
というか中華についての知識量もものすごいですね。同じ高校生だと思えません。後宮などについて知らない私でも理解しながら読むことのできる圧倒的な筆力も本当に素晴らしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。きめ細やかな賛辞が嬉しいです。
お互いが与え合う関係にしようと思って、この物語を書き上げました。感動して頂けて良かったです。
大賞の受賞者でいらっしゃる方から圧倒的な筆力と言っていただけるなんて光栄です。ですが、カクヨム甲子園を経て課題が見つかった作品でもあるので、満月と卵焼きを拝読して力をつけたいと思います笑