第3話 私、どうすればいいんだろうな、、

私たちは気分が落ち着いたあと、急いで高校へ行く準備をし、玄関へ出た。


「日織、そう言えばさ、高校生活慣れた?」


「う〜ん、まだかな〜。教室に潮お姉ちゃんがいてくれたらな〜」


「ほんっとうに日織は私のこと好きだな〜」


私たちは、いつもの会話をしながら、高校へ向かっていった。


(私、この先、どうすればいいのかな、、)


私は今日会った事が心に残り続けていた。まさか妹が私に恋愛感情を抱いているなんて、思いもしなかった。私自身、女性のことが好きになったりしてこなかったから正直、どう返事すればいいのかわからない。もし、私が間違った回答をしたら、妹を泣かせてしまうかもしれない、


そのことを考え続けているうちに、学校に着いた。


「じゃ、潮お姉ちゃん、また帰りにね!」


「う、うん、わかった」


私は妹と別れ、自分の教室へ向かった。


「よっす〜潮っち〜」


「あ、真里奈、おはよう。」


席へ着くと、同級生でギャルの藤崎真里奈が話しかけてきた。


「なんか今日テンション低いけど、なんかあったん?」


「あ、ううん、なんでもないよ、」


「え〜、本当かな〜、なんか隠し悩んでそうな雰囲気だな〜」


「、、やっぱ、バレちゃうよね〜、」


「やっぱり!だって潮っち嘘つくの下手じゃん!」


「ま、いつでも話聞いてあげるよ、」


「ありがとね、真里奈、」


真里奈と話していると学校の予備チャイムがなった。


「じゃあ、昼休みの時に、相談していいかな?」


「りょーかーい、」


真里奈との話が終わって数分後に朝学活が始まった。



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