第2話 句読点の位置が大事だよ、と言われた話。

 一旦、完結マークをつけたのですが。

 ちょっと思うところありまして、この千文字エッセイ創作論、書けるところまで書きたいです。

 どなたかのお役に立ちますような内容をちびちび更新していきます。


「読点が多い」

 わたしはしょっちゅう言われます。

 友人に原稿用紙80枚の原稿を送りつけてしまった時。同じ物書き志望ながらわたしとは段違いにうまい彼女は、丹念に二つに一つくらいは「読点、」を間引いてくださいました。

 でもわたしの癖は直りません。つい何ヶ月か前、旦那さんにも「読点、多すぎて読む気がしない。句点。と読点、ばっかり」と、文章の「見た目」だけでブーイングされました。

 意外と見られてます。句点と読点。


「文体の舵をとれ」というゲド戦記の作者さんの書かれた創作本に、この句点読点をかなり意識的に排除して文章を書くトレーニングが載っています。

 海外の方の本なのですが、日本人でも参考になりますし、格式高い文章読本。

 でも載っていたワーク、全然やってないんですけどね。(やらなきゃ!)


 字数が意外と少ないので、もう一つくらい小話を。

 わたしがずっと昔、とある格式ある同人誌に載った時の方法を昨夜、ふと思い出しました。

(その同人誌は会費も払うというのに、原稿を掲載してもらうには、投稿で厳しい審査に合格しないとなりませぬ。わたしは10年という長い投稿生活のうち、一回しか掲載してもらったことがありませぬ)


 その唯一載った回、わたしはエクセルの新しいシートを用意しました。

 まず、縦のセルに1から20まで数を振りました。(これが小説のページ数と対応しています)

 その隣のセルを「1ページ」はイメージ的にこんな色、「2ページ」はイメージ的にこんな色、と数字ごとに塗りつぶしました。 

 胸キュンページは淡い桜色でしたが、最終的には結構怖い話で、暗色に塗りつぶされたセルもありました。後半の方が怒涛の展開(とわたしは思っていた)で、1ページごとに隣のセルの色が全く違いました。


 そんなことをやったのは後にも先にもその時だけでした。

 ストーリーに起伏を、ということですね。^_^


 この時の1ページというのは、同人誌の投稿書式に乗っ取って「26文字✖️23行」でした。

「40文字✖️30行」とかよりは、原稿用紙の枚数「20文字✖️20行」に近い字数やるのおすすめです🩷


 

 


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