Lesson13 部分否定
前回から長く間が空いてしまって申し訳ありません。
今回は部分否定について説明します。
さ、いきましょー。
【Lesson13 部分否定】
「全て~したわけではない」「両方~したわけではない」など、文章内の一部分のみを否定します。
Google検索すると、部分否定でよく使われる語は
・not all(全て~ではない)
・not every(全て~ではない)
・not completely(完璧・完全に~ではない)
・not quite(究極に~ではない)
・not necessarily(必ずしも~ではない)
・not always(いつも~ではない)
・not both(両方~ではない)
と出てきます。
うーん……、every と quite ってちょっとクセがある単語なので何だかうまく訳せていないのですが……、まあ意味は合っているはずなので、「全て」「究極に」にしておきます。
not all を例に取ると「全部~というわけではない、一部は~である」というように、一部は肯定している=完全否定ではない、ということになります。
よく使われる……というかよく試験に出てくるのが not all と not both だったはずなので、以下に説明します。
(今の英語教育はわからない……すみませんw)
[not all の例文]
「全ての従業員がその会合に出席したわけではない。(出席した従業員もいた)」という部分否定の意味を持たせたい場合
Not all staff attended the meeting.
もしくは
All staff didn't attend the meeteing.
となります。
どちらの文にも not と all が一つずつ入っていますね。
not と all が合わさると部分否定になるのです。
これを、完全否定「その会合に出席した従業員はいなかった。(一人もいなかった)」にすると
Any staff didn't attended the meeting.
もしくは
No staff attended the meeting.
という文になります。
not any と no は完全否定でよく使われます。
not + any は no と同じ意味と考えてOKです。
[not both の例文]
「私はチーズとトマトの両方が好きというわけではない(どちらか片方だけ好き)」という部分否定の意味を持たせたい場合
I don't like both cheese and tomatoes.
となります。
これを、完全否定「私はチーズとトマト両方好きではない(どちらも好きではない)」にすると
I don't like either cheese nor tomatoes.
もしくは
I like neither cheese or tomatoes.
という文になります。
either A nor B は「AもBも~ではない」という完全否定でよく使われます。
neither A or B は either A nor B と同じ意味と考えてOKです。
本当は二重否定も説明したかったのですが、ちょっと文字数が多くなってしまいそうなので次回に回すことにしました。
一応プロット……げふげふ……説明する順番を考えてはいるのですが、何となく崩れてきている気がします。すみません。
はい、今回は部分否定の基本中の基本中の基本でした。
そう……、私、基本どころか『基本の中の基本の中の基本』をいつも説明しているんですよね。
いつも更新しようとすると高度なことまで考えてちょっと忘れそうになってしまいます。
そして何だか迷走してしまうw
ここらへんで初心に戻らなくては。
では、次回は二重否定いっときますね。
よろしくお願いします!
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