第2話 汝、星のごとく 其の壱


  凪良ゆうさんの小説が届いたので

  読み始めた。



   キテマスキテマスキテマス・・・



これは適当に読み飛ばさないで

  じっくり読まんとあかんやつ。


  

  映画化を意識してる小説だという

  第一印象。

  

  いや、というかそれは、

  商業的欲を感じるという意味ではなくて。

  

  ひとつひとつのシークエンスが

  脳内スクリーンに鮮やかに浮かぶ。

  ナチュラルでこまやかな展開。

  

  インサート、フェイドアウト、

  オーバーラップ、カットバック、、

  どこで主人公の後ろ肩越しに

  凪いでいる海の青を入れ込むのかとか

  編集ポイントもめちゃ見えてくる。。

  

  おりてくる言葉や台詞、

  みえるもの聴こえるもの、

  あるいはみえないけどみえるもの。

  作者の中で既にその映画は始まっていて

  浮かんでくるシーンを自動書記みたく

  書きとっていただけなのかも。

  音楽も同時に聴こえていたはず。

  

  わたしが勝手に思う傑作の条件を

  すでに満たしている。


  まだ第二章の途中だけども

  文字のオーラが気持ちよく伝わってくるので

  もったいなくてわざとゆっくり読む(笑)

  

  映画になるのは間違いないな。

  映画化したい監督さん、

  ぞろぞろ出てきそう・・・。

  

  どうかこの作品がよか監督さんに

  めぐり合いますように。


  感想、つづく♫

  

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