第4話 料理練習
家に帰ると、優ちゃんから
「さあ、勉強の時間よ!誠」
「やるぞー」
「で、今日の授業でどこがわからなかったの?」
「ここ」
「わー、結構初歩の初歩で詰まってるわね、私の復習も兼ねて一緒に勉強しましょう」
「うん!」
それから、3時間程みっちりと教えてもらい、色々理解し、問題も解けるようになった僕は夜ご飯を作ることにした。
「優ちゃん、今日カレーでもいい?簡単なものから作れるようになりたいから」
「いいよ」
「じゃあ、作り始めるね」
「じゃあ私は隣で見てるわね。」
「ありがとう」
そうして、カレーを作りはじめる時に思ったことがあるから、実戦してみようと思い、僕は野菜と肉を切りはじめた
ある程度、野菜を切り終わったあと僕はある程度の大きさに切った野菜を縦に積んでいった。
すると、優ちゃんから
「誠、何するつもり?」
「へ?今からもう少し細かく野菜切るだけだよ?」
「野菜を積んだ状態で?」
「うん」
「あぁ、ちなみにどうして?」若干呆れ顔で聞かれる
「なんか、こっちの方が早く終わるかなって思って」
「絶対しないで。危ないから(よかった、見てて)」と怒られてしまった
「ごめんなさい」
そう言って僕は野菜の山を崩し1個ずつ切ることにした
それから、1時間程経ってカレーは完成した
「「いただきます」」
僕は優ちゃんに言わないといけないことがあったから言うことにした
「優ちゃん」
「何?」
「勉強教えてくれてありがとう。あと、さっきは心配かけてごめんね。」
「いいわよ。直せばいいだけだから」
「ありがとう」やっぱり、優ちゃんは優しい
「それにしても、誠が私以外の女の子と話してたのびっくりしたわ」
「僕も話すつもりなかったんだけど、なんか話しちゃった。それにしても楓さん、すごく幼馴染にたいして憧れてたよね。何でなんだろう?」
「さあ、わからないわ」
「だよねー、ところでカレー美味しい?」
「美味しいわよ」
「よかった」
そう言って僕達は夜ご飯を食べ終えて、後片付けをした。
その時に僕は
「優ちゃん、明日こそは早く起きて、僕が朝ご飯作るよ」といった
「じゃあ、その言葉を信じて寝るわ」
「任せて」
そう言って僕達はお互いの部屋に戻った
明日こそは早く起きて朝ご飯を作る!ベットになんか負けない!そう決意を固め、僕は目覚ましを5分毎にセットし、最大音量にして眠りについた。
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誠はああ言ってたけど、本当に朝起きれるのかな?なんか不安なんだよなぁ。そう思いつつ私はいつも通りの時間に目覚ましをセットした。そして、楓さんと誠が仲良さそうにしていたのを見て若干胸騒ぎはしたけど、理由がよくわからないから寝ることにした。
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こんにちは、作者の赤枝楓です
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