大人とはいやなるものか本心をとかく隠してこの世にをれば
【読み】
おとなとはいやなるものかほんしんをとかくかくしてこのよにをれば
【大意】
大人とはイヤなものかな。何かにつけて本心を隠してこの世にあるので。
【付記】
わたしのなかにはこどもよりおとなが良いとする価値観と、おとなよりこどもが良いとする価値観が同居している。悲しいくらい自分のなかに基準がない。
何はともあれ、そらぞらしい借物のことばを聞くのにはすっかり飽きてしまった。楽しくなければ生きて行けないから、つまらない人間にはなりたくないものである。
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