誠実にあらむとすればわがままになるばかりなり聖ならねば
【読み】
せいじつにあらむとすればわがままになるばかりなりひじりならねば
【語釈】
聖――①世の模範と仰がれる、知徳の高い人。聖人。②その道で特に技量にすぐれ、模範とされる人。③高徳の僧。また一般に、僧に対する敬称。④寺院に所属せず、山中などにこもって修行する僧。行者。修験者。⑤諸国をめぐって勧進・乞食(こつじき)などをして修行する僧。高野聖・遊行聖(ゆぎょうひじり)などのこと。⑥天皇を敬っていう語。⑦(中国で清酒を「聖人」と称した故事から)清酒の異称。
[デジタル大辞泉]
【大意】
誠実であろうとすればわがままになるばかりである。聖人や君子ではないから。
【付記】
わたしは過去に何度か誠実そうだと評されたことがある。誠実であることのいちばんの条件は嘘をつかず約束を守ることであろうか。嘘も方便と言うくらいだから、それは茨の道に思える。人間に生まれてきたのが運の月と思わぬでもない。
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