第8話「昼食」
レストランに来たけど、とても賑やかで七割くらい席が埋まってる。
お一人様もいれば数人で集まってる人もいるけど、
性別は相変わらず分かりづらいし、外見も八~九歳相当が上限だから、
三人以上の組が家族連れなのか友達とかのグループなのかも分からない。
分かるのはここがみんなに人気で、料理も美味しそうなことだけ。
「二名様でよろしいですか?」
「はい」
「ではあちらの十五番にどうぞ」
接客は普通にいい感じで、丁寧に、笑顔でしてくれる。
……いや、違う。これは思わず微笑んじゃってるって感じだな。
うんうん、可愛い客が来て嬉しくないわけないよね。
態々来てくれて、お金落としてくれて、
料理を楽しんでくれて、満足して帰ってくれる。
私が店員だったら絶対嬉しいもん。お客様は天使様。
店員に言われた通りに店の真ん中あたりの席に座った。
席はファミレスみたいな感じの配置になってる。
メニューは全体的に洋食みたいで、子供が好きそうな品ばかり。
サンドイッチ、グラタン、フライドポテト、プリン、ケーキ……
変に大人びたものが無いのが、世界観と一致してて好感持てる。
フィグ人はいつまでも
あと
客層が子供重視ってわけでも無さそうだから、
フィグ人は大人でも酒は飲まないと。もっと好感度上がるわ。
所詮大人の嗜好品なんて舌か頭が劣化してる奴の逆張りでしかないんだから、
この子達にはいつまでも甘味、塩味、旨味をメインに楽しんでいてほしい。
間違っても苦味酸味辛味メインで楽しむなんていう拗らせた嗜好は
持たないでほしい。
「食べたいの決まった?」
「これと、これ」
「おっけ、んと、呼び出しは……このボタン?」
テーブルに置いてあるそれっぽい機器を押すと、チャイムが鳴って、
店員がすぐにこちらに来た。
「オーダーお決まりっすか~」
「はい、これとこれを――ん?」
私の直感が何かを示して、来た店員の方を向いた。
マリンと同じくらいの身長で、
紺のグラデーションのツーサイドアップ、高純度のジト目。
何より、その程よく豊満な身体が、視線を釘付けにする。
ブラウスはところどころお肉に引っ張られていて。
他の店員はロングスカートなのにわざわざミニスカにして、
ニーハイに食い込む太ももをこれでもかと見せつけている。
「もしかして、コーラルちゃんとシェルくんに会ったことあります?」
「えっと……あぁ、あのピンクの夫婦っすかね」
「そうそう!あの二人があなたのこと話してたんですよ!
なんというかその、とてもエロいとかって……」
「でしょ~ね、両方とも見て分かるくらい興奮してました。
男に至っては注文してるときバキバキだったし」
うわ、本人にもバラされるとかシェルくん可哀想……
それはそうと、正直私もかなりこの子について気になる。
「そろそろいっすか?注文」
「あ、はい……これとこれ……あとこれとこれで」
「かしこまりっす」
思い切って、これも聞いてみる。
「あとできれば、貴女の名前と連絡先……」
「ネイビー、4129、家は学校の南」
「おぉ、どうも……」
住んでるところまで教えてくれた。
コーラルちゃんとシェルくんに会ったら教えてあげよう。
きっと大喜びだろうね。
「あの夫婦にも教えかったっすね。
どっちかというと本命はウチをガン見してくる人達なので」
「え?まさか、見せつけるためだけに接客を?」
「その通りっす。ここの給料は副産物っすね完全に。
みんなウチのこと考えて弄りまくってるかと思うと
めちゃくちゃゾクゾクするっすね」
ジト目で落ち着いた表情は崩さずも、
口の端を上げて緩やかな笑顔。可愛い。
「んじゃ、注文伝えてきますね。
ごゆっくりどうぞ~」
マリンと他愛ない話をして時間を潰してたら、
横の仕切りのほうから視線を感じた。
両手を仕切りの縁について、誰かが顔を覗かせてる。
「また会いましたね♪」
うわっ、メープルちゃん!?
「ちょっとぉ、なんでそんなに驚くんですかぁ?
大好きな私と再開できて喜んじゃいましたぁ?」
「え、えっと……」
「私もお腹ペコペコなのでここに来たんですよ!
たっくさんエネルギー補給しなきゃ午後が持ちませんから」
キラキラした笑顔とピンと立った猫耳で、
顔だけ出してこちらを見てくる。
家族で来てて燥いでる子供っぽくてとてもいい。
やはり、この子は私の中ではかなりの上位になりそう。
他にも可愛い子にはこれからいっぱい出会うだろうけど、
間違いなくトップファイブには残る。
「その声はパールさんか?」
同じ方向から別で聞き覚えのある声がした。
「ローズさんも来てたんですね」
「あぁ。最近行ってなかったから、ここの味が恋しくなってな。
んで、行く途中でメープルとばったり会ったから、
こうして相席している」
当たり前だけど仕切りがあるから、
ローズさんがどんな顔をしているのかも、
あっちがどんな料理を食べてるのかも分からない。
ちょっと寂しい気もするけど、これが普通なんだからしょうがない。
「うーん、これ邪魔ですねぇ」
と思ってたら、メープルちゃんが下がって
バキバキと音が鳴った。
「え、いきなり何してんの!?」
「実は最近ここ改装したんですけど、
工事には私も関わっててぇ。
んっと、あったあった、これで……」
仕切りの内部を弄った結果下がるようになって、
こちらと向かいのテーブルと椅子とが繋がって一つの空間になった。
こういう機能もあるんだ。前世じゃ無かったから新鮮。
メープルちゃんはドヤ顔、ローズさんは困惑。
異音を察知した周りの客達も何人か顔出して見てた。
「こんな機能もこっそりつけてたのでした!」
「……なぁ。これ後で店長から怒られるんじゃないか」
「かもですねぇ!んまでも大人数に対応できるようになるのは
メリットでしょう?いっても尻ペン数発ですよ!」
「――ペンペンじゃ済まないっすよ」
ネイビーの足音が近づいてきた。
「はい、こちらご注文のポテト、ステーキ、スープ、
サンドイッチにドリンクです」
「ありがとうございます」「すごく美味しそう」
マリンの言う通り、見た目や匂いは思ったより
前世の洋食に近くて、食欲を唆る。
特にエッグサンドは両側のパン合わせたのと
同じくらいフィリングの厚みがある。
「さてと、メープルちゃんの勝手な施工は、
バッチリチクらせていただきますんで」
「えぇ~、ネイビーさんそんな真面目な人でしたっけぇ?」
「……や、店長最近欲求不満で元気ないから、
口実でも作ってあげようかと」
「忙しいとは聞いてましたけど、そんなに?
それなら、まぁ、構いませんけど……」
メープルちゃん、満更でも無さそうな顔で顎を少し掻いてる。
お仕置きは億劫だけど、そっちならいいんだ……
……てか、ここの店長、メープルちゃんと色々できるの?
羨ましい……この店乗っ取ろうかな。
「あれぇ?おねーさぁん?なんですかその顔ぉ?」
「うぇ?」
いつの間にか密着しそうなくらい隣に
メープルちゃんが座ってた。
挑発的な顔をこちらに近づけて、囁いてくる。
「もしかして今の聞いて、想像ぉ、しちゃったんですか?」
「~~~!」
デザートの甘い匂いが残る吐息が私の顔にかかって、
そのまま頬まですりすりしてくる。まさに猫。
あと、向かいの席でマリンはまた不機嫌になってる。
「んぅっと~……考えてあげてもいいですよ?
私のことをそんな目で見てくる
きっとすごいことになりそうですし?
でも、午後の仕事も店長の相手もあるので、
今日は厳しぃんですよねぇ」
え!?考えてくれるの!?
すぐには無理そうだけど、それでも嬉しい……
「代わりに、ほら、こっち向いてください」
「んん?」
「はい、あーん♪」
つられて開いた口に、一口分の料理が載ったスプーンが突っ込まれた。
……
それがどんな料理でどんな味かを認識する前に、幸せがこみ上げる。
ただ、言葉にできないほど、美味しかった。
「どぉですか?」
「す、すごく、美味ひい」
「良かったぁ~」
メープルちゃんから、あーんしてもらえた?
え?え?
「お姉ちゃん」
え、マリンも気づいたら隣に来てるんだけど。
「ほら、口、開けて」
「え?う、うん――んぐっ!!」
さっき頼んだサンドイッチをそのまま突っ込んできて、
口周りに卵がべったりしながらも、口に入った分を噛む。
「お姉ちゃん?美味しい?」
あ、これは怒ってるわ。明らかに声が低くて、威圧してくる。
私は黙って咀嚼しながら頷くことしかできない。
料理自体はパンがしっとりしてて卵がとてもクリーミーで
味も濃厚で素晴らしい。
「マリンさんも食いついてきますねぇ」
「お前、べたべたしすぎ」
「んーそうは言っても、これが私の
おねーさんもこういうの大好きでしょ?」
大好物だけど、マリンを刺激しないためにもこちらには無反応。
てか、メープルちゃんが既に二口目をスタンバイしてる。
律儀に私が嚥下するまで待ってから、スプーンをまた差し出してきた。
「じゃあ、もう一回、あ~――」
「っ……!」
と思ったら、それをマリンが食べた。
「そう来ましたかぁ」
「……んぐっ、これ以上、近づかせない。
お姉ちゃん、僕が食い止めてる間に、頼んだの食べて」
「え?あ、うん、分かった……」
食い止めるってのもよくわかんないけど、
料理が冷めちゃうのは事実だし、マリンの言う通りにしよう。
私の上を通って、メープルちゃんと私の間に入って、
マリンがメープルちゃんの阻止を始めた。
「マリンさん中々勇気ありますねぇ?
私の相手は簡単じゃないですよ?」
「止めてみせる」
フライドポテトは芋の味がしっかりして、カリカリ。
「じゃあ、今度はマリンさんに――」
「お前の施しなんか、いらない」
「それなら、私に食べさせてください」
ステーキはジューシーで、肉の歯ごたえと柔らかさが両立してる。
「ん~すっごく美味しいですぅ!
ふーふーもしてくれるなんてマリンさん流石ですねぇ!」
「……」
「にゃぅ~……もっと欲しいです!頭も撫でてください!」
「……すりすり、だめ」
スープはコンソメがベースかな。とにかく、旨くて落ち着く。
一通り味わったので、二人のほうを見た。
……あっ。
「ま、マリン……そんなっ……」
「……」
「もぐもぐ……んにゃぁ……」
マリンは、
可愛さを処理しきれずに思わず綻びる顔。
メープルちゃんは幸せそうな笑顔で只管に頬・肩・胸に頭を擦り付けて、
物欲しそうにする小さい口は何度もマリンのスプーンを吸い込んでいる。
これほどの激戦を引き受けた覚悟は、生半可なものではない。
思わず心の中でマリンには敬礼した。
「マリンさん、思ったよりは耐えましたけど、
やはりまだまだですねぇ」
嫉妬していても、マリンがいい子なのは変わらない。
自らを頼り依存してくる飼い猫形態は、まさに特効。
そこを重点的に攻められ、マリンは崩されてしまった。
コーラルちゃんの「お誘い」も絶大な威力だったが、
淑女、メスガキ、飼い猫形態を相手によって的確に使い分ける
メープルちゃんは、ある意味でそれを容易く超えている。
「それじゃ、引き続きおねーさんの相手を……」
「――メープルさーん???」
限界来てそうな声と共に、
誰かがこっちに歩いてきた。
私みたいな白髪のセミロングだけど、
毛束はすっきりしてて、生え際や首周りがしっかり見える。
ふわふわ系の私と真逆。
んで、シルバーの瞳で、凛々しい寄りの顔つき。
状態はよく無さそうだけど、有能感は消えてない。
それよりも、目がやばい。
完全に飢えた獣。
「ネイビーさんから聞いたんだけど、
勝手に内装に手を加えたというのは本当かぁ???」
「……はい、ご覧の通りです」
「正直団体客に対応できたり、みんなで楽しめるから、
私もいいと思ってるんだけどぉ……!
違反は違反だから、直ちに私の家に来るように!
厳しい「指導」が必要みたいなのでぇ!」
「わ、分かりました……」
そう言って、メープルちゃんは私に顔を向けて、
食べ終わった皿を整えてから席を離れた。
「んじゃ、また今度お会いしましょう」
「あ、はい……」
メープルちゃんが店長に熱く抱きかかえられて、
運ばれていった。
「……残り、食べよっか」
「うん」
とりあえず、温くなった料理達を平らげて、
ローズさんと一緒になんとか仕切りを元に戻してから
私達も席を立って、会計した。
代金は四千マルスくらい。
四品+ドリンクならこれくらいになるか。
そろそろ万札が一枚分無くなるね。
次何しよう。
ネイビーさんの番号も家も聞いたし、
いっそ今からコーラルちゃん達に教えにいく?
……あっ、番号聞いても通信機が無かったら連絡取れないじゃん。
これから繋がりは増えるだろうし、持っといたほうがいいよね。
とりあえず繋ぎで格安のやつ買えるとこ聞いておこう。
「すみません、ネイビーさんってどこにいますかね」
「彼ならちょうど上がったところなので、
店の裏に出てると思いますよ」
「そうですか、ありがとうございます……ん?」
今、彼って言った?男だったんだ?
あんな誘いっぷりで男だなんて、新しい扉が開きそう。
というわけで、店の裏に行ってみた。
「……お。さっきのお二人さんじゃないすか」
「通信機ってどこで買えますかね?
通話だけでもいいので、できれば一個一万以内で」
「それなら、ウチのお下がり譲りましょうか?」
バッグの中から二つの通信機を取り出した。
「いいんですか?」
「昔動画の案件で提供された品なんすけど、使わなくなったんで。
去年出たやつだから性能も悪くないし、通話は当然として、
ネットも動画もそこそこ重いゲームも快適っすよ」
ネットに動画サイトまであるのかこの楽園。
んで、しかもネイビーくんは投稿者。
その可愛さなら、いっぱい登録者いるんだろうなぁ。
「気になったんですけど、SIM……
えっと、回線のライセンスていうか、
話者の識別はどうなってるんですかね」
「使用者の魔力と形質を識別して本体とサーバーに保存されるんで、
お二人が使い始めれば新しく番号が割り振られるはずっす。
機種変するときも変更元を初期化した後、
そのまま持ち変えるだけでいけるっすね」
「てことは、端末さえあれば回線網の使用は無料?」
「そうなるっすね」
「なんて親切で分かりやすい……」
手続き要らずで乗り換えもできるなんて。
一人ひとりに魔力があるからこそできる方式。
「ただ、お金の代わりに通信した分だけ魔力を使用するので、
極端に魔力が少ない時は使えないっす」
「まぁ何も取らずに回線維持し続けるのは不可能だよね」
「……よく分からないけど、すぐ使えるんだ」
マリンが早速起動してた。
流石スマホネイティブ。
いとも簡単に初期設定を済ませて、
ホーム画面にたどり着いた。
その後、ネイビーくんの通信機が鳴った。
「お、早速実践してるっすね。もしもーし」
「ちゃんと聞こえた」
「通話は問題なしと」
私も負けじとセットアップを終わらせて、
ブラウザらしきアプリを開く。
「パールさんはネットっすね。
試しに僕のチャンネル見つけてみてください」
UIはそこまで前世と変わりないから、
ネイビーくんのチャンネルはすぐに見つけられた。
登録者は五百人くらいで、内容は予想通りガジェット紹介系。
動画を開くと、広告。そこは変わらないのか。
でも、ここまで飛ばそうと思わなかった広告は初めて。
だって、誰だか知らないけどフィグ人が話してるから。
そして、ネイビーくんが映って動画の概要を話していった。
「上出来っすね。よければ登録といいねもお願いっす」
生の本人から横で言われるなんて。まぁしますけど。
「動画以外にもアプリとかゲームとかあったり、
ブログを書いてる子もいるんで、
好きなときに見たり買ったりできるっすよ」
「時間が空いたときに試してみますね」
服のポケットを探して、とりあえずそこに入れておく。
バッグとかも買ったほうがが良いかな。
んーどんどん必要な物が増えてくる。
「んじゃ、引き続き村を楽しんでください」
「本当にありがとうございました」「ました」
しっかり一礼してから、私達はレストランを離れた。
「お腹も満たしたことだし、次何しよう」
「……お姉ちゃん、あれ」
なんとなく自宅の方向に歩いていたら、
横の路地に子供が二人いた。
何かを話してるみたいだけど、楽しそうではない。
怯えてるというか、焦ってるというか。
髪色は、ミントブルーとミントグリーン。
髪型はそれぞれで左右に分けてるサイドテール。
双子か兄弟姉妹かな。
顔の雰囲気は全体的に丸くて可愛らしい。
んで、身長もメープルちゃんに近い九十センチ前後。
仕草や佇まい諸々から察するに純粋な五~六歳児だろう。
「ねぇあなたたち、どうしたの?」
「「!!!」」
あっ、即逃げの態勢に入った。
これは完全に親に怒られる事やらかしたね。
幸い、今の私は生まれたてほやほやの元気な身体なので、
前世みたいに死に物狂いになる必要はない。
逃げられる前に一瞬でその子達に近づいて、
散らばる前にしゃがみながらそっと
一人ずつ両腕で抱き寄せて、
優しい声で話しかけた。
「――私ね、
化物に捕まったのかと思うくらい怖がってる見知らぬ児童を
無理やり抱きとめたままにするなんて、
前世だったら間違いなく事案だけど、
私の直感はこれが正しいことだと訴えている。
「やああぁ!!はなしてえぇぇ!!!」
「おせっきょー、おせっきょーやだぁああぁ!!!」
それにしても……原因が私に無いから言えるけど、
怯えて泣きじゃくってる顔、すごく可愛いなぁ。
こういう瞬間を記録できたらいいのに。
「別に叱りにきたんじゃないよ。
困ってそうだったから、助けたいだけ」
「う、うえぇ?」
「私はパール。あなたたちの名前も教えてほしいなぁ」
窮した小動物のように、震えながら教えてくれた。
青い方は「ペパー」、緑の方は「スペア」。
さて、一体この子達は何をしでかしたんだろうか。
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