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目次
（二）-3
ステージの上で、三人は暗い観客席に向かって、大声で「ありがとう！」と頭上で大きく手を振った。
割れんばかりの拍手と声援、「マキ」「アンナ」「ユーコ」のかけ声。そんなステージと、ファンたちとの共感の空気の振動の中、三人はファンに手を振りつつ舞台の裾へと戻った。
楽屋では、津久田つぐみの「おかえりなさい」の言葉が三人を迎えてくれた。
そして三人は「イエーイ」とハイタッチした。全てをやりきった満足感に包まれながら。
（続く）
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