応援コメント

第1話 エレオノーラ!」への応援コメント

  •  なるほど、この国においてメンアットアームズは、常備軍、半官半傭どちらですかね?
     ただ、一々難癖付けて申し訳ないが、考証云々言いたい訳では無くて純粋な疑問なのでお許しを。
     そうなると、偶々、誇りある騎士に拾われて、猪と丸腰で戦ってほぼ無傷なのは(結構おかしい)、幸運や運命でわかりますが、伯爵が暴君なのを姫騎士がわかってそうで、叔父上も伯爵が主君でないのに、伯爵に主人公を推薦してるとこがきになります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。細部まで読んでいただいて嬉しいです。
    ①メンアットアームズ
    そもそも中世におけるメンアットアームズは、いわゆる”常備軍”です。中世における傭兵は割と急場しのぎで雇うので、普段から自前の資産で訓練を行うメンアットアームズとは違います。もっとも、貴族の自費なので規模は大きくありません。戦争時ほとんどは、家臣の民兵と先述の傭兵が数の主力になるでしょう。
    ②無傷
    これは、展開上あまり触れてませんが結構怪我をしています。でも破傷風になったり骨が折れたりはしてません。いくら外科が未発達な中世と言えど応急処置の概念は在ります。単純に、テンポが悪くなるので治療シーンは省きました。
    ③伯爵への推薦
    これは、伯爵が皇帝直轄の貴族だからですね。本文にも書いてある通り、彼はそれを後ろ盾にして強権を振るっています。また、中世には”不輸不入権”(インムニテート)という概念があり、特権的な領邦の君主は皇帝・他の貴族の介入を拒否できるのです。この理論で行くと、当然ですが他人の所領に他の貴族が介入することはできません。ですので叔父さんは伯爵の領土内に転生してきた主人公をどうこうする権利を持たないのです。

    編集済