第30話 スネ夫の場合

 次いでスネ夫です。


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 スネ夫は割りとマザコン?(アニメのキテレツ大百科のトンガリと混同してるかも?)

 自己愛性パーソナリティ障害くさいです。

 自分が低身長だというコンプレックスもありますね。身長ではのび太に負けています。

 実は指の長さも短いのを気にしてまして、すらりとしたしずちゃんの指に憧れており、秘密道具で交換までしたことがあります(同意なしで) へんたい?


 原作の作画をですね、よく見ますと男子の指と女の子の指の描き分けがされてます。

 あそこまでディフォルメされた絵だと気が付いてる人のほうが少ないのではないでしょうか。そんな描き分けしなくても人気は左右されなかったと思います。

 F先生のこだわり、情熱です。指フェチなの?


 スネ夫は、最もメンヘラに近いキャラのような気がします。

 ストレスをためやすく、神経症っぽいかもしれません。

 ノイローゼぎみになることも割りとあったような印象があります。

 イヤなやつ系キャラは、そういう役回りを担ってしまうところがあるのでしょう。


 たまに失禁します。スネ夫がお漏らしして、それがオチになる回も幾つかあります。

 もうわたし的にはスネ夫といえばお漏らしという印象があります。


 どこか屈折してるふうなキャラですね。

 スネ夫には友だちが居ないのでは? とも思ったり。

 居なくても平気そうだな、とも思ったり。

 はなから友だちを作ろう、人と仲良くしようという気持ちが希薄なような気がします。そこは何か発達障害くさい? いや、周囲を全て下に見てるだけかもしれません。

 上べでしか人と仲良くしようとしないような気がします。

 心を貝のように閉ざして、他者に対しそうそう心を開くことはありません。

 コミュ力は周囲をコントロールするほどですから、ASDからは遠そうですね。


 どこか別荘などに行くおり、ジャイアンとしずちゃんは誘うのですが、決まってのび太だけ仲間外れにします。

 そういう回が幾つもあり、もはやひとつのパターンになってます。

 のび太を陥れるのを楽しんでいるとかサイコな面もあります(単に秘密道具の出番のためと言ってしまえば、それまでですが)


 無垢ゆえの子どもならではの残酷性とも言えるでしょう。

 思春期の子どもってだいたいは繊細だと思いますけど、スネ夫は特に繊細なのかもしれません。

 外面ばっかり気にし、プライドばかり高く、将来的に大変な性格になりそうな……。

 そういや、化粧品のコンパクト(ファンデーションなの?)を携帯してました。もはやそこまでいくとギャグとして秀逸です。

 最も笑いを引き起こすのはスネ夫かもしれません。


 わたし的には屈折したキャラは好きですので、スネ夫もまた例外ではありません。

 

 F先生って、キャラの表情をものすごく絶妙に描かれるかたで、中でもスネ夫の表情は実に味わい深いものが多いです。もはや、顔芸。


 

 スネ夫に例えメンタル的な問題があったとしても、お金持ちなので概ねそれで解決しそうですね。

 専属のカウンセラー雇えば良いんじゃないでしょうか。スネ夫の母親はケチな面も割りとあったりしますがなんとかなるでしょう。


 スネ夫は本当は弟がおり2人兄弟なのですが、弟のほうはアメリカの親族のもとに里子に出されてますので、その辺のストレスもあったりするのかもしれません。

 何やら複雑なキャラ設定……。


 いえいえ、単に作者がスネ夫の弟を最初のうちは登場させていたのにかかわらず、以降出番を作れなかったという弊害による苦し紛れの後付けの設定でございます。



 スネ夫は、既に神経症っぽいですが、特に問題はなさそうですね。 

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