第27話 WAIS-IIIとWAIS-Ⅳでは大きな違いが 発達障害の検査(後編)

 あと、ウェイス3と4の違いですけど、ウェイス3の頃って、ウェイスというのはあくまで参考程度だったのですが、今はもう少し重要視されてるかも? でもやはり生活の困りごとや生育歴のほうが重要になるかと思います。


 でも、言語性、動作性IQが廃止になったことでだいぶ違ってくるのかもしれません。



 例えば、指標得点のうち〈言語理解〉でしたら、その中に下位検査の項目がそれぞれ、単語、類似、知識とあります。


 ウェイス3ですと下位検査は全部で12項目あります。わたしの場合は13ありました。14まである場合もありますが、ウェイス4ですと10まで減っているようです(ネットで調べたところ)


〈知覚統合〉でしたら、完成、積木、行列とありまして、わたしの場合は積木がグラフではカンストしてました。

 ですので実際の数値は謎です。

 それでも、完成と行列がそこまで高くないので122という結果でした。


 まぁ、長く絵を描いてきたからでしょう。

 模写やデッサンは得意なほうかもしれません。透視図法の授業は既に理解していたので寝てました。なので習ってません。

 デッサンの先生にも「きみ、視覚記憶力と空間認識が高いね」と言われてました。

 自分が興味ないものを描いたときに限ってほめられるような傾向だったように思います。

 おかげでゲーム会社のデザイナーや漫画家さんのアシスタントといったブラック労働で、こき使われたりです。 

 ただ、処理速度がかなりアレなもので仕事は速くないです。

 実際のところ、絵を描くのはそこまで好きじゃないんです。落書き程度なら好きといったレベルです。

 

 

 検査時間もしんどいですから、わたしみたいにトータルすると8時間くらいに及ぶとかそんなこともなくなってるようです。

 下位検査の項目も減ってますし。


 兎に角、言語性IQと動作性IQが廃止になったのは大きいと思います。


 わたしの場合、そこに数値差がないことでふつうと判断されてしまってます。

 病院変えて再検査したらグレーゾーンじゃないという診断になるかもしれないなと思いました。

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