第12話 M t Xというセクシャルマイノリティ(前編)

 メンタルヘルスをテーマにした当エッセイに、セクシャルマイノリティについて書く理由といたしましては、そもわたしは性同一性障害(DID)の診断歴もあるからです。


 今まで別エッセイに書いてましたが、そちらで書くものとこちらで書くものそれぞれ差別化することにしました。


※興味ないかたは飛ばしてくださいね。

 


 別エッセイで書いたことと被るかもしれませんがサクっと手短にいきます。できれば被らないように書けたらとも思いつつ。



 わたしの場合、昔は性同一性障害とも診断されてましたが、今はされません。

 歳をとってみたらどうということはないというのと、やはりLGBTという言葉が出てきて認知度が上がったこと、世の中がすこし寛容になったというのが大きいかと思います。

 

 更にLGBTQ+となり、わたしの場合、QかXジェンダーじゃないのかと思い当たったんですね。

 LGBTのT、DIDにしてはなにか違うような気がしてたんです。


 Xジェンダーでも性自認が男だったり女だったりと、その男女比が気分によって流動するというタイプです。

 

 今日はメンズのスーツを着ていたいという日もあれば、中性的なカッコがいいとか、ガーリーなものがいいとか日によってまちまちで、クローゼットが大変なことになるどころか、部屋中服だらけです。

 そういうのもXジェンダーの中では〈不定性〉というタイプの特徴らしいです。


 性自認はそんなですけど、女である場合の時が多いです。


 恋愛対象は女性です(もう恋愛しないと思いますが)

 たまに男性を好きになることもあります。


 昔は性同一性障害のレズビアンと言われ、なんじゃそら!? と思ったりしたものですが、もう今では性同一性障害の〝障害〟というほどのレベルでもなくなりました。

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