第11話 ヒーリング効果 前回の反省があります

 前回、ツラいことをツラいままに書いちゃってたんじゃないかと、もっとユーモアを所々挿入して書きたかったのですが……。


 時折りパニック発作を起こすようになってから、めちゃツラく……クリニックを受診するまで、お酒でごまかしてたと書きました。



 その時は、ちょうど30歳だった。

 お酒と言っても、おじさんのようなワンカップ系ばかり呑んでた記憶があります。安かったので。あははは……。


 わたしは専らビール派ですが、歳を取るとスコッチも好きになりました。

 安酒でも好きだったものにズブロッカがありました。安くて美味い。ウォッカ系は昔から概ね好きでしたが。


 ただ、アルコールは睡眠の質を悪くしてしまうので程々にしてます。


 その頃、東京から大阪に戻りまして暫くニートでしたが、気に入った過ごしかたがありました。



 側に一級河川の大きな川がありまして、そこの土手でですね川のせせらぎを見ながら、缶ビール片手にたこ焼きをつつくこと!

 優雅でしょ?

 まだ、8個入りで200円という安さに加え、もう現在そうそうないような美味しいたこ焼き屋さんも健在でしたし。


 川のせせらぎはマイナスイオンによるヒーリング効果があります。

 東京では、井の頭公園での散歩が森林浴になってました。


 あと、その頃うちに猫がいました。

 シャム猫との雑種ですごく神経質な性質ですが、わたしを癒してくれてました。


 その猫はたこ焼きを欲しがるので、たこ焼きの中のタコだけあげてました。

 よく水洗いしてから与えるのですが、それでも猫にとっては熱いのか食べる前にいつも何度も猫パンチをし、冷ましてました。



 あとですね、音楽の力ってわりとすごいんです。

 音楽によっては鬱々とした気分や不安を吹き飛ばしてくれるものもありました。


 あくまでわたしの場合なのですが、当時はシュガーキューブスというアイスランドのバンドの2ndアルバムばかり聴いて助けられたところがありました。


 アイスランドは極寒の国で、あまりに寒すぎて他国に攻められることもなかったとか。

 おまけに白夜もあり、自律神経おかしくなってしまいそうですよね。

 そんなですので、最も自殺の多い国だったような?


 シュガーキューブスはそんな国のバンドなので、鬱を吹っ飛ばすような意図もあったのではないかとも思えるようなはちゃめちゃな音楽でした。


 映画『ダンサーインザダーク』(鬱で胸糞悪い映画を多く撮る監督さんのものなので、あまり観ないほうがいいかも……)の主演のビョークがボーカルをしていたバンドでした。

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