第10話 パニック障害は結局……

 ロバート・デ・ニーロという俳優がマフィアのボスを演じてる映画がありました。

 でもパニック障害を患ってしまうという内容のコメディで、既にそれを観てたので、わたしはパニック障害という言葉は知ってはいました。

 

 わたしが自分はもしや心の疾患では? と気が付いたきっかけはたまたまテレビでうつ病の特集のようなものを観たことと書きましたが、もうひとつありまして、それもまた洋画でした。


 これまたタイトル覚えてませんので、クイズにでもしておきます。


 小学生くらいの女の子が主人公で、亡くなった人をエンバーミング(?)するような仕事……いや、単なる葬儀屋かな。そんな仕事をしてる家の子です。

 そんな少し異様な環境や不幸な事故があったりと、その子はストレスにより、神経症っぽい症状が出てしまうエピソードがありました。


 その女の子は、喉に魚の骨だったかな? 何かそういうものがつっかえて取れないと訴えるんですけど、病院に行っても特にそんなこともないと言われてしまうのでした。

 精神的なものなんじゃないかと。


 その映画はわたしとパターンが似てました。

 心の疾患だとは気が付かず、他科で診てもらうという経緯が。

 いや、少女のひと夏を描いた瑞々しい内容……そんな部類の映画だったかと思います。


 現在はもう薬は飲んませんが、長くパニック障害一歩手前の状態にありました。

 一歩手前といいますのは、わたしのパニック発作を起こす頻度がパニック障害の診断基準を満たすまではいってなかったんですね。


 年々起こす頻度も減っていき、今ではもう5年くらいはパニック発作はないでしょうか。

 いつの間にか起こしそうになっても、自力で抑え込めたり、認知療法など、なんらかの自分に合った対処もするようになりました。



 パニック発作を起こして救急車を呼んだことがあるという人がいまして、めちゃわかる! と思いました。

 それくらい辛いです。死ぬかと思うこともありますがパニック発作で死ぬことはありません。だいたい30分ほどでおさまります。

 わたしも救急車呼びたいと思ったことが何度かありましたが、結局それで呼んだことはありませんでした。


 パニック障害でもグレーゾーンでした。

 とは言っても慢性疾患であることには変わりなく、今後も油断はできません。


 花粉症には耐性があったりするんですけど、季節の変わり目や、気圧の変化には弱いです。

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