第15話 戦闘

セーナ:

【ミーちゃん、食料は魚介類がメインなの?】


ミーナ:

【そのミーちゃんはやめてくれ。恥ずかしいから】


セーナ:

【恥ずかしがるミーちゃんも可愛い❤】


レイン:、ゼスト:

【………】、【………】


ある意味最強魔道士セーナの誕生かも。


ゼスト:

【ミーナ、彼氏はいるのか?この部隊の海賊を仕切ってることは解るが。もし彼氏いないのなら、ミーナにもチャンスあるってことだ】


ミーナ:

【軟弱な彼氏なんて作らない主義でな、私は】


セーナ:

【ゼスト、テメーは会話に入ってくるな!!それに勝手なこと言うな。私はレインさん…とにかく黙ってろ、いいな】


ゼスト:

【レイン〜俺いつになったらミーナに好かれるんだろうな】


レイン:

【それは無いな、この先も】



……………………………………………………………



海賊B:

【ミーナさん、現れました。エネミーです!!】


ミーナ:

【よし、迎撃態勢を取れ!!接近して乗り込めるなら乗り込むぞ。ゼスト、行けるんだよな?私と一緒に。レイン達はこの船の防衛頼む】


ゼスト:

【よっしゃ~、暴れまくってやるぜ】


 船からの弓矢🏹、大砲が次々にエネミーの船に打ち込まれる。当然向こうからも反撃が。


 船は接近して接触、一気に海賊達に続いてゼストも乗り込んで大暴れ。


ミーナ:

【ゼスト、なかなかやるな。この数のエネミー達を次々と。私も負けてはいられない】


 ミーナの剣から無数の光が放出。次々と倒れるエネミー達。不思議と海賊達には当たらない。物理的にダメージを与えているゼストとは違う。


ゼスト:

【スゲ~な、この強さ…そしてこの可愛さ。ミーナって油断できないな】


ミーナ:

【私は男に好かれようとは思わない。悪いな】


ゼスト:

【セーナなら好かれたいだろ?】


ミーナ:

【な、な、何故ここでセーナのことを…】


 僅かなスキが生まれた。そのタイミングを見逃さないエネミー。ミーナのピンチに、


ゼスト:

【危ない!!】


 ミーナを抱き寄せ守ったゼスト。同時にゼストは剣と踊るように周辺のエネミーを倒し続ける。


ミーナ:

【すまん。その…なんだ…もう離してもらっても】


ゼスト:

【あ、ごめんな。怪我は、大丈夫だな】


ミーナ:

【油断しただけだ。それにしてもエネミー、こんなに弱かったか?】


ゼスト:

【俺達が強すぎるだけじゃないか?特に俺とかさ】


ミーナ:

【とりあえずそのことは置いといてだな、違和感あるんだが、何かおかしいな】

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