幽州で義兵募集の榜文が出る
さて、張角の一軍は、まず幽州の境を犯そうとしておりました。
反乱に立ち向かうべく、幽州の太守である劉焉が動き始めたようですね。
劉焉といえば江夏の竟陵出身、なんと漢の魯恭王の末裔だそうですから御大名様であります。
ところが、この大名様、張角の賊兵が押し寄せてくるとの一報に、まるで小学生みたいに慌てふためいて「あぁ、大変だ! 賊兵が来るぞ!」と、すぐに校尉の鄒靖を呼び寄せて、一緒に対策を協議したのであります。
鄒靖も気の毒なこと、劉焉のあまりの焦りように、「あーはい、はい。そうですね。賊兵は多いですし、我々の兵は少ないですからね。太守、すぐに義兵を募りましょうか。あーもう備えなくてはいけないことくらい、わかってますよ。」と、必死に相槌を打っているところが目に浮かびます。
まるで、いつも子どもの面倒を見させられる先生みたいな感じですね(笑)
ようやく焦りを抑えた劉焉、対策を立てることにしました。
鄒靖の助言を受けて早速義兵を募る榜文を出したところ、それが涿県にまで届いたというのは、まさに運命の導きというやつでしょう。
その涿県から、一人の英雄が現れたというわけであります!!
その英雄とは、一体どのような人物だったのでしょうか。
年若く気鋭の武将か、それとも知略に長けた老練の大将か。
あるいは、まだ名も知られていない若き英雄なのかもしれません。
張角の乱に、どのような影響を与えることになるのでしょう。
目前に迫る賊兵に劉焉の命を受けた鄒靖、必死に援軍を求めていたことでしょう。
そんな中で現れた英雄に、幽州の民は何を期待するのでしょうか。
まさに運命の人物が、この歴史の舞台に登場しようとしているのです。皆さま、ともに想像力を馳せつつ、この英雄の正体を見守っていきましょう。え?知ってるって?
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