第15話 ニルヴァーナ

 お久しぶりです。

 前の回にも書きましたが、8月はバンダナコミック原作大賞メカロボット篇用の作品を書いてました。

 小説家になろうに3つ短編をアップしていますので、よかったらお読みください。


 それと、前回グレンダイザーUに出てくるマジンガーZについて少し書きましたが、パワーアップ後のマジンガーがマジンガーXと言う名前になってました。

 ええ!? それはどうかなあ……と、少し萎えてるぼくです(^^ゞ


 ま。それはさておき、今回は大好きなバンドについて紹介しようと思います。


 最初にぼくがNirvana《ニルヴァーナ》に出会ったのは徳島市の輸入レコード店でした。


 大学生活の終わりの方だったと記憶していますが、その出会いは今でも覚えているくらいに衝撃的でした。


 Red Hot Chili Peppersとの出会ったのとどっちが早かったのかな。自信はありませんが、ファーストコンタクトの衝撃具合で言うなら、レッチリを超えていたと思います。


 お店でかかってたのが、メジャーデビューアルバムのNeverMindだったんですが、しばらく聞き惚れて動けなかったんですよ。で、お店の人に「このバンドなんて言うバンドですか?」と訊ねて速攻買ったんです。


 それまで、そんな経験は無かったし、その後もそんなことは一回もありません。

 お店の人に基礎的な情報を教えていただき(といっても、この前までインディーズのバンドで、最近アメリカで凄い人気の……くらいだったと思います)ましたが、当然、輸入盤で、詳しいことは分からなかったのです。


 で、まあ。それくらいの情報量でですね、エラいカッコイイバンドがあるぜい!と、周りの友人や後輩にも普及活動をしたのを覚えております(^^ゞ


 それまでは、Mr.BigやGun's'n Rosesなんかがお気に入りで、他にはDeep PurpleやYes、Cream、T.Rex、Queenなんかの70年代のバンドを好んで聞いていました。


 思えば、80年代に流行っていた商業的なロックミュージックに物足りなさを感じてこれらを聴いていたんだと思うんですが、それでも飢えていたんだと思います。ロックが本来持つストリート・カルチャーとしての魅力に。


 そんなぼくの欲求にタイミングが合ったと言えばいいんでしょうか。当時は、とにかく夢中になって聴きました。


 あのドラム、ベース、ギターが紡ぎ出すガレージっぽい生感。パンクのようでハードロック的でもある静と動の混在する楽曲。何より、カート・コバーンの切なく絞り出すような歌声。


 当時は他にも、同じようなバンドのムーブメントがあって、グランジと称されていたように覚えていますが、ぼくの中では最初に出会ってしまったニルヴァーナが一番でした。


 その後就職して二年目。ボーカル&ギターのカート・コバーンは自殺してしまうんですよね。それも衝撃としかいいようがなかったです。後追いで、NeverMindの中でも一番のヒット曲、スメルズ・ライク・ティーン・スピリットをカートが気に入っていなかったこと(愛憎反する気持ちを抱いていたこと)も知りました。


 自分の作った作品に対するファンの共感が、自分の意図したことと異なることがつらかったのでしょうか。全ては想像でしかないのですが、できればもっと長生きしてほしかったミュージシャンの一人です。


 なお、元ドラマーのデイヴ・グロールはフー・ファイターズのギター兼ボーカルです(フー・ファイターズと聞くと、ジョジョを思い出す人が多いでしょうが)

 こちらも、いいバンドですので、機会があったら聞いてみてくださいね。

 では、また!!

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