第22嘆き バイオロイド
ポテサラを大量に食べたくて自作したんですが、ハムを入れるタイミングを間違えまして。
芋が熱いうちに入れちゃったので全体が豚臭くなっちゃった。悲しい。
というわけで今回は政治の話をしたいと思います。
2024年はアメリカ大統領選挙があり、そして我が国日本においては事実上の総理大臣決定戦である自民党総裁選があるとか無いとか。あるか、告示されたんだし。
国の最高権力者を直接投票で決定できる自民党員って楽しいんだろうなあと、羨ましくも思ったりしますね。
日本はじめ世界中の「先進国」などと呼ばれる国において、最大の問題は環境問題と少子化問題なんだと思います。
温暖化に代表されるような環境問題については、私としては技術革新による解決を期待したいわけです。そして技術革新って政治が主導できるものではないと思っているので、実のところ政治問題としても仕方あるまいと思っています。
そして、少子化問題の方も、技術革新によって解決できるのではないかと。
要するに人の数が少ないのが問題なんだから、作っちゃえばいいじゃないかと思うのです。
遺伝子工学とか、科学の力で人間を作って国の組織で効率よく育成すれば、20年くらいで働いて納税してくれる国民の出来上がりになるんじゃないでしょうか。
宗教的な理由によるバイオサイエンスへの忌避感がない日本だからこそ、実現可能な簡単な解決策ではないかと。
なに? 非倫理的でグロテスクだと?
まあそう言われると否定できない気もするので、もう少しマイルドな方法も考えてみましたよ。
今、言葉を話す猫が法的人格を取得してラーメン屋を営むというアニメが放送中(もう終わるのかな?)ですが、あれをやったらいいじゃないかという。
遺伝子操作によって、頭がよく体も大きく、寿命も長い猫を作り出してですね。
法的人格を与えて働いてもらえば、人口減少の問題のほとんどは解決するじゃあないですか。かわいいし。
課題があるとすれば、「奴隷化」の懸念がありますね。
欧米各国が異人種の移民を国に入れて、低賃金の仕事をさせることって、大きくとらえれば奴隷制に似ていると思います。そして日本でも、アジア各国から技能実習生という名目で人を入れ、同じことをしている。
猫に働いてもらう場合も、そういう「もともと人間」と「法的人格猫」との間で格差とか差別が生じるかもしれません。前述のアニメの原作漫画においても遠回しに軽く触れられていることですが、そういう問題こそ政治の力で解決すべきなんですね。
猫を完全に保護し、絶対に虐げられたりせず、確実に人間と同じ権利を与える制度を確立すればよいのです。猫をいじめると猫のおまわりさんがやって来て顔を引っ掻かれたりするとかわいいと思われます。
しかしそうやって、可哀相な目に会う法的人格猫がひとりも居ない社会をシミュレーションしてみると、今度は逆の問題が発生するのではないかと私は思うんですね。それは「人間より猫の方がいいじゃないか問題」です。
今でさえ人間社会から目をそらして猫に魂を捧げるような生き方をする人が居ますし、大きく賢く長生きの猫なんか現れた日には、その傾向は加速してしまうかもしれません。
芸能人とか接客業はその多くを猫が占めてしまい、いくら着飾ろうが所詮は毛無し猿風情でしかない我々ホモサピエンスは劣等感を感じ、生きる気力を失ってしまう恐れがあります。
完全に人間と同じ権利を与えるという事は結婚する権利もあるということで、猫と結婚したがるホモサピエンスが続出して、結果として「ホモサピエンスの少子化」はより一層加速してしまうかもしれない。
それを解決するには猫と人間の遺伝的融合を……
考えてるとどんどんグロくなってくるのでこの辺でやめますが、要するにモンハンのアイルーみたいになれれば人生楽しそうだなと思うわけです。
私はアイルー(デフォルメキャラじゃないほう)になりたい。それが結論です。
異世ファ作者の悪あがき サワラジンジャー @sawarajinjer
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