第7嘆き ポリティカルなスタンス

 なんかKADOKAWAがサイバー攻撃にあってるとかで、合法的にサボれるのかと思ったらカクヨムは無事なのか…… まあいいや。


 客寄せと気晴らしのためにと思って始めた記事なのに文字数が増えすぎですね。

 異世ファ小説のほうは1エピソード2700文字をノルマと思って書いてるんですが、前回はそれと同じくらい書いちゃってます。これはいけない。

 今回は短くまとめようと思います。



 サイバー攻撃騒ぎで知ったんですけどKADOKAWAってニコニコ動画となんか関係があるんですって? ということは例のあの動画サイトって競合他社ってことになるんですかね。安易に話題にするのは宣伝になっていかんのかしら? 

 まあ天下のKADOKAWAなのでそんな肛門の小さいことは言わないと思います。


 私は例のあの動画サイトを見すぎて時間を失い、執筆をよくサボってしまうわけです。まったく許しがたい。なんてひどいサイトなんだ。

 それで、何がきっかけだったのか分からないんですが、欧米の保守派論客が性的少数者やフェミニストと討論して論破する系の動画を見るようになってたんですね。いつのまにか。

 一度それ系を視聴すると似たような内容の動画がどんどん出てくるので、いつまでたっても見終わらないわけです。

 こちとらは何の変哲もない野郎なので、性的少数者や過激なフェミニストが攻撃されると、間接的に「多数派の男」という自分の属性が擁護されてるような気がして気分がいいわけです。


 特にどっぷりとはまるという訳でもなく、日に2、3本そういう動画を見る日々が最近まで続いてたんです。

 そんな動画の中でけっこうたくさん登場する、反トランスジェンダーで有名な評論家が居るんですね。

 ある時、ひげが特徴的なその評論家の関連動画で、翻訳された短い切り抜き動画が出てきて。ジェンダー議論みたいなのとは違う感じだったんですが、それを見たんです。


 切り抜き元になった動画はその評論家(作家ともいわれている)の生配信みたいな番組だろうと思うんですが、その中で視聴者から「アニメについてどう思うか」と質問されて。その答えが「理由は分からないがアニメは悪魔的に感じる。大人がアニメを見るのは異常だ」っていう感じだったんですね。(私の感想としてそうだということで正確じゃないです)

 それを見た時になんか目が覚めたというか。

 そうだよな、欧米の保守派なんて俺らオタクの味方なわけないよな、と。


 日本のいわゆる『ツイフェミ』などと揶揄される方々の一部は二次元オタクカルチャーを蛇蝎のごとく嫌ったりしますし、そういう印象もあって、なんとなく「左派が敵で右派が味方」みたいな、偏った価値観が自分の中で醸成されていたんです。

 けども、それってたぶん間違いなんですよね。

 オタクの味方である政治的属性などそもそも存在しないです。


 まあそういって絶望するのも極端で、本当は何であれ一概には言えないってことなんだと思います。

 アニメ漫画好きの人も、嫌いな人も、実は両方どこにでもいると思います。

 大事なのは人を属性や過去で判断するのではなく、個人として発言ごとに論理的に判断し、建設的に評価する、そういう姿勢なんじゃないでしょうか。

 口はばったいですが、創作者であろうと志す人間であれば、虚心坦懐・不偏不党をモットーにしなければならないと、改めてそう心に誓いました。


 今は政治的対立をあおるような動画チャンネルはおすすめからどんどん排除しています。

 心を入れ替えて、これからはバ〇童チャンネルだけを見ていこうと思っています。

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