相変わらず、凄いですね、穴と僕の時もそうでしたが、客観的にはなんて事のない普通の物が、主人公からすると特別な物、それば理解出来ないけれど、真花さんというフィルターを掛けると途端共感できる。
描写力のなせる技ですね。
穴と僕の、穴から覗く彼女とリアルで会う彼女が別物、
絶望という缶詰は絶望を封じ込めるという概念。
よく思いつくものです。
凄い。
作者からの返信
帆尊歩さん
にやけてしまいます。嬉しいです。「凄い」が私を舞い上がらせます。
「真花というフィルターを掛けると途端共感できる」と言うのが特に響きました。「私」が書く意義を見出して頂いたように感じて、もっと書こうと思いました。ありがとうございます。
読んで頂きありがとうございます。
真花
結局、缶詰は何だったのか・・・という疑問のモヤモヤ感も全体の暗めの雰囲気とよく合っていて個人的にはこの物語の空気感が好きでした。なんだか世にも奇妙な物語でやっていそうなそんな雰囲気に呑み込まれてあっという間に読み終わっていました。
その他にもココが何故その選択をしたのか、主人公は今後どうなっていくのかなど自分で色々と想像して補足出来るような幅広い短編で、そういう意味では文字数的には直ぐ読み終わるものの文字数以上にボリュームがあったように感じます。
タイトルが目に留まり読んでみましたが、素敵な短編ありがとうございました。
作者からの返信
佐武ろくさん
「想像して捕捉」して頂けることはすごく嬉しいです。物語そのもを超えたことを生み出してもらって、物語が育つみたいで、それ以上に何かを感じて想って頂けることが嬉しいです。
「空気感が好き」「あっという間に読み終わった」と言うことは、いい文章が書けたのではないか、と自信になります。
「素敵な短編」と言って頂き、ありがとうございます。
読んで頂きありがとうございます。
真花