第21話 2ndダンジョン Ⅴ
:初戦闘キターーー!!
:やったれー
:ゴミウェポンで攻撃ww
:いいね!
:うーん、この今更感・・・
:LV1じゃさすがに無理くね?
もちろんこんな攻撃じゃ、構造体ベルゼビュートは倒せない。
現にここまで一切レベルを上げてこなかったわけで。
「「「アッアッオゥーー!」」」
敵集団は何事もなかったかのように。
形態を変化させながら突進を仕掛けてくる。
:うわあああああ
:まあそうやろw
:そりゃね
:どうする?
:事故だけはやめて~
:詰んだw
:ヤバい
:余裕ぶっこいてたツケww
けど。
僕はまったく焦ってなかった。
冷静に詠唱文を口にする。
「我が手に託されしは叡智の神儀。
ズオビッ!
その瞬間。
神々しい光をまといながら、手にした青薔薇の狩弓が書き換わっていく。
:おいww
:なにやってんの?
:武器変わってんじゃんw
:ふぁww
:書き換えた!?
:もうむちゃくちゃw
:うそやろw
============================
【プラタナスを嘆く歌】
長い射程と高い命中率を誇る大型の弓。
どのような素材で製造されたかは不明だが、射撃の精密さと破壊力は扱う者を魅了する。
[武器効果]
命中するごとに次の攻撃ダメージ+5%
ダメージを与えるごとに最大HPの3%分回復
[レアリティ] ★★★
[種類]
[系列] 大弓
[攻撃力] 350
[重量] 3
[攻撃速度] +20%
[必殺技]
============================
たぶん最高レアリティのウェポンにも書き換え可能なんだろうけど。
LV1だと星3のウェポンまでしか扱えないっていう決まりがあるから。
まあ仕方ない。
さっそく照準を合わせて矢を撃つ。
「必殺技――鳶杜神縫い!」
ドズッーーン!
攻撃は敵集団にクリティカルヒット。
(さすが星3の武器だね)
連続して必殺技を繰り出すと。
構造体ベルゼビュートの群れは、瞬く間に霧散した。
:つよww
:動きが神ってるわ
:これは惚れるw
:慣れてるねぇ
:一切の無駄がねえ
:熟練した動きやな
:よっしゃ!
:エネミー倒すのはやっぱ気持ちいいw
:いいぞエデン~!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます