さんぽみち〜俳句〜

天雪桃那花(あまゆきもなか)

天あおぐ 暇なし子供 しゃぼんだま

【天あおぐ 暇なしこども しゃぼんだま

               桃もちみいか作】


 何気ない日常の風景です――。


 五月晴れの爽やかなある日。


 大きな公園で、はしゃぐ子供たち。


 仰げば青空には、鯉のぼりや虹が見えているかも。


 でも、目の前のことでせいいっぱいな子供たちには、天気も周りの風景もその時は目に入りません。

 思いっきり楽しんでパワーに溢れている小さな子供は可愛くて、大人にはとても眩しい存在です。


 周りの目を気にせず、思いっきり無我夢中で遊んだあの日が懐かしい。



      【2024年5月25日作 記】

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