第3章 美女2人目 黄花
015 黄花はどこだ(1)ギルドの依頼
「
「ギルドでの
こういうのがいいんじゃないか?」
紅姫
「そうは思いませんが。」
月夜
「じゃあ、べにひ、いや、
月夜は、
たしかに、べにひ、紅丸は男性の
そして、ひと目があるところでは、
「そりゃあ、もちろん、
この剣とわたしの剣の
月夜
「それはレベルが上がってからだよね。
紅丸 男装紅姫
「イベントとは、なにですか?」
月夜
「
紅丸
「
月夜
「そう、それだよ。
それにしても、薬草集めもないし、雑魚モンスター狩りも
ギルドの
「月夜様、いらっしゃっていたのですね。
薬草集めは、3つ先の村に
雑魚モンスターは、
大型魔獣を
ボクは、紅丸の方を見た。
紅丸は
どう見ても、紅丸のことだよね。
まあ、
月夜
「そうなんですね。
ギルドの受付嬢
「月夜様もお連れの剣士様も初心者には見えませんよ。」
月夜
「そういう依頼をするのが、
ギルドの受付嬢
「よくわかりませんが。
月夜様にぜひお願いしたい
月夜
「
ボクは受付嬢のしらーっとした
それなのに・・・
紅丸
「こまったことがあるなら、聞かせてくれ。
ギルドの受付嬢
「剣士様、名はなんとおっしゃいますか?」
紅丸
「
ギルドの受付嬢
「
月夜
「山奥だから当たり前でしょ。」
紅丸
「月夜様、おまかせください。
ギルドの受付嬢
「お願いします。
月夜様、紅丸様。」
月夜
「
山の上半分は
このことを
ギルドの受付嬢
「わたしでは、「はい」とも「いいえ」とも言えません。
ギルドマスターを
◇
ギルドマスター
「契約書は、これでよろしいですか?」
月夜
「ああ、ありがとう。
では、行ってきます。
行くぞ! 紅丸。」
紅丸
「はい。」
◇
依頼があった山の
「
月夜
「1
この約束を守らないなら、帰らせてもらうよ。
危険な
「ぜったいに倒してくださいね。」
月夜
「約束は守るのか?」
依頼人
「守ります。」
ボクは、
◇
依頼人の前で、紅丸に
依頼人
「ありがとうございました。
月夜
「ありがとう。
帰るよ。 紅丸。」
紅丸
「どうですか?
わたしの
月夜
「見事だよ。
もう誰も見てないな。
紅丸、その首を貸してね。
カバンに入れるから。
ギルドに着く前に返すからね。
それよりも、山に
紅丸
「
月夜
「
◇
山の上半分を越えたところまで、大きなビニールハウスがあった。
月夜
「やっぱりか。 ここまでクマのなわばりを取ったら、エサが無くて、山の
ボクは、山の上半分の
紅丸
「この線は?」
月夜
「この線より上にある
紅丸
「なんのためですか?」
月夜
「山の上半分は、クマの
クマが山の下半分に行く
紅丸
「クマが人の食べ物の
月夜
「人の
紅丸
「おっしゃる通りですね。」
紅丸はボクが言ったとおりにしてくれた。
月夜
「クマは
そうすれば、ふもとまで
紅丸
「そうなりそうですか?」
月夜
「もういちど、ふもとを見に行くよ。
悪いけれど、紅丸には、もう1頭のクマを倒してもらうよ。」
紅丸
「それは問題ないですが、どうしてですか?」
月夜
「仲間のクマを2頭くらい倒せば、クマも来なくなるだろう。
そして、山の途中に食べ物があれば、山のふもとまで降りようとは考えなくなるだろう。
紅丸
「
月夜
「ただし、
紅丸が
紅丸
「大変なこととは、なにですか?」
月夜
「そんなに簡単に倒せるなら、全部のクマを倒してくれ!
とか、
楽な仕事なんだから、そんなにお金を取るな!
とかかな?」
紅丸
「な、それは、おかしいでござる。
わたしの
月夜
「他人の
だからね、紅丸。
紅丸が
おなかが
でも、世の中には
上と下の真ん中くらいの
ボクがなにも言わなかったら、
紅丸
「おっしゃる通りです。
ただし、
月夜
「それは分かっているよ。
でも、ぎりぎり倒せましたという
紅丸
「では、わたしが
月夜
「わかってくれて、ありがとう。
紅丸。」
紅丸
「お
◇
ボクと紅丸が山の
月夜
「ボクが
「カーット、
と、
紅丸
「えいがかんとくが、なんのことか分かりませんが、ご満足いただけて良かったです。」
ボクは誰も見ていないことを確認してから、
紅丸は、クマを2人で倒したことにしてくれたから、ボクも
月夜
「ありがとう。 紅丸。
うれしいよ。」
紅丸
「わたしの
月夜様の魔力の
月夜
「その気持ちがうれしいよ。」
ボクたちは、
月夜、紅丸
「「ママ、ただいまー」」
いまでは
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