014 紅姫に会おう(6)性魔力に必要な適性について
「
「そうです。
「まあ、そうだよね。
女性なら、ボクと
「では、
「紅丸、そんなにあせらなくても。」
「もったいぶらずに、こちらがお願いしたいことを
「それは、そうね。
いかがでしょうか?
月夜様。
「紅姫」と
「でも、あの部屋は
部屋の鍵らしきものは
「なんと。」
「こじ
「そうだね。
ドアの、いや、
ボクは、自分の部屋の
そして、
「もしかしたら、なにかしらの
「その通りかもね。
月夜様、もしわたしが部屋の
「ひとつだけ条件があるよ。」
「なんですか?」
「ボクと仲良くしてくれることだよ。」
「わたしのほうこそ、仲良くして欲しいですわ。
そして、月夜様の
「それを聞いて安心したよ。
ボクの料理を気に入ってくれてうれしいよ。」
「では、
お
部屋の中には、なにもなかったが、広くて住みやすそうだった。
「月夜様、見てください。
「扉を閉めてから、もう一度、開けてくれますか?」
「いいけれど、2回目は開かないなんてことはないわよね。」
紅姫は月夜の言うとおりにした。
「では、もういちど
お
もう一度、開けると部屋の中には、
「やや、なんということか?
これは、紅姫様の
「もう手にすることはないと、あきらめていたけれど。
「ようこそ、紅姫、紅丸。
これから、よろしくね。」
「ありがとうございます。
月夜様。」
「かたじけない。」
◇
「月夜様、
「ええ、ぜひとも、月夜様の
「ボクは、
「そうではなくて、
「ぜひとも、お願い申し上げます。」
「あれは、
「せいまりょく。」
「せいまりょく。
せいは、
「
「なんと
「
「それは
「
「これ、紅丸。
「そうじゃないよ。
ただ、
紅姫は女性だから、男性が恋愛対象でしょ?」
「えっ? そんなことですか?
なら、問題ありません。
わたしは
月夜様のような、ね。」
「そうなの?
じゃあ、いいかな。
第2条件は、
「それは、どちらかというと、【攻め】が好きですね。」
「それなら、【受け】をしてもいいと思える女性に出会える日を
「それなら、月夜様となら、わたしは【受け】をしたいです。」
「ボクは
あきらめてね。」
「月夜様は、紅姫様では、ご
「不満はないけれど、
「なにが駄目なのか、
「言いたくない。
とにかく、駄目なものはダメ。
とにかく、いっしょに生活することになるのだから、仲良くしてね。」
「ええ、仲良くしたいです。
そして、月夜様の【攻め】をもらえるように
ボクは、なにも言えなかった。
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