013 紅姫に会おう(5)紅丸の打算と最高の主
「差し出がましいことを申し上げますが、
「なあに、紅丸?」
~ まわりに
「
「どうして?」
「お気づきになっておられるはずです。
「紅丸の
「それだけでなく、この
「そうね、お
「それでしたら、月夜様にお願いして、ここで
「わすれたの? 紅丸。」
「なにをでござるか?」
「
「それは、紅姫様を
「そうかもしれないわ。
でも、それだけではないかもしれないわ。」
「いま分からないことは
「では、いま考えるべきことは
「月夜様に、
紅姫様もお
月夜様のお
「そうね。 わたしも見たわ。」
「それでしたら、
男性の
が、月夜様は女性ですから、その
「でもね。 紅丸。
月夜様を私たちの
「それでは、使命をあきらめるのですな。」
「そんなことは言っていないわ。」
「紅姫様は
この
「【
あなたのちからが必要よ。」
「そうでござる。
そして、
「そうね、
そして、お
「そのことを、月夜様はひと
「そうね。 しかも、紅丸の
「しかも、たいして
「すごいわよね。
「
「お
「それが
「もう
「おやすみなさいませ。 紅姫様」
◇
ボクは朝ごはんを用意していた。
「
押し
の
「月夜様、おはようございます。」
「紅丸の
紅丸の
「おはようございます。
月夜様。」
「朝ごはん、できているよ。
「かたじけない。」
◇
「いただきます。」
「いただきます。
うーん、おいしいーーーー。
月夜様は
お
「ボクは、
「
「そうだよ。
「洗濯までしてもらえたなんて、
「そして、
お
「かたじけない。
月夜様。
おかげで、
「
「なにかな?」
「わたしは、
本当の名前は、
「
「
紅姫は
そして、おおきな
「これで、わたしが女性だと
とても
紅姫は、
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