010 紅姫に会おう(2)性魔力は強力だった
ルナ
「ひとりごとを止めるひともいないから、声に出して考えをまとめよう。
まず、
人間は能力の30%しか引き出すことはできない。
だけど、【トゥート】をとなえることで、3倍の90%まで能力を引き出すことが出来る。
前に見たマンガで、
○○拳法は、100%引き出すことができる!
とあったけれど、
人間の身体の
おっと、急いだ方が良い気がする・・・
一番可能性が高いのは、あちらの
ほかの
よし、
うん?
よし、
ボクは、
えっ?
体力が
ルナ
「お、見えてきた。
髪の毛が赤いぞ。
ボクは
ルナ
「もしもし、大丈夫ですか?」
ボクは
赤い髪の人間
「う、うう。」
ルナ
「ああ、良かった。
気を失っているようだが、生きている。
あ、
ホッとする。
じゃあ、このひとが
うん、ううん?
この人は、男性みたいだ。
紅姫ではないのか、残念だ。
ボクは、赤い髪の人間を
見渡す限り、誰もいないことを確認した。
ルナ
「 ママ、ただいま。」
ボクは、赤い髪の人間を
ルナ
「とりあえず、共有スペースに寝かすとしよう。
でも、かなり汚れているな。
タオルを
さてと、
のどの
ボクは、コップで3
ルナ
「
1時間後、赤い髪の男性が起き上がった。
赤い髪の男性
「ここは、どなたの
ルナ
「ここはボクの家だよ。」
赤い髪の男性
「
この
ルナ
「紅丸さんは、目を閉じたまま話をされるのですね。
もしかして、目が
紅丸
「
ルナ
「そうなんだね。
どうして、行き倒れたか理由を聞いても良いかな?」
紅丸
「
ルナ
「ふうん、大変だったね。」
どうも
紅丸がもっている
だが、弱っているようにも感じた。
そして、赤い髪の男性から
男性は、
紅丸がもし、女性だとしても、
つまり、この
ルナ
「紅丸と言ったね。」
紅丸
「ははっ。」
ルナ
「その短刀をボクにさわらせてくれないかな?」
紅丸
「この短刀は、
ルナ
「そこを、なんとか。
名のある
ボクは、
紅丸
「ほんの
ルナ
「14分あれば、うれしいな。」
ボクは、紅丸を
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