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「たっだいまー」
「お邪魔しますぅ………」
「何で小声?」
「いや、深夜だし。声だしたら皆さんに悪いかと」
「吸血鬼が深夜の騒音問題について異を唱えてもなぁ………てかウチ1人暮らしだし。」
「え?」
「親はたまにくるけど1人暮らししてるよ。」
「………」
「何?何で立ち尽くしてる訳?」
「ナギは………1人暮らしの自分の家に私を呼んだの?」
「呼んだってか、来れば?って感じで。」
「え、ナギナンパしてる?私のことナンパしてる?」
「あ~、吸血鬼って鏡にうつらないんだぁ。へぇ~。」
ガチャ。
「さ、寝るか。」
ドンドンドンドンドン!
「あの、深夜の騒音です。あと扉壊れたら弁償なんです。」
「ごめんなさい。調子にのりました!主人探しのためについて来てるんですよね?私?」
「分かればいい。」
「けど私吸血鬼で言えば何千年と超えてるけど実年齢は17、18くらいでナギと変わらないんだよ。それにこの美貌、このプロポーション。そしておっぱい。Gの胸はナギには刺激的じゃ………」
「へぇ~。吸血鬼のマントってこんな生地なんだぁ。」
ガチャガチャ。
「さぁ、眠いし寝るか。」
ドンドンドンドンドン!
「すいませんでした!調子にのりました!主人探ししたいので泊めてくださーい!」
ホントに騒音問題になるよ。
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