第5話

 「「ごちそうさまでした」」


 二人で手を合わせながら言い、食器を片付ける。

 その後、俺たちは瑠香の部屋に戻った。


「じゃあ……しよっか♡」


 瑠香はベッドに横になると、自分のパンツを横にずらして、俺に見せつけてきた。

 既にぐしょ濡れになっているソコからは愛液が溢れ出し、シーツにシミを作っている。

 そんな光景を見て、俺のモノも再び勃起し始めた。

 俺はズボンとパンツを脱いでからベッドに上がると、瑠香はごろ~んとお腹を晒し、パンツを脱ぎ捨てた。

 ご飯を食べている間に発情していた瑠香の膣口に、先端を近づける。


「んっ……♡」


 ズプッと、瑠香の膣に俺のモノが挿入されていく。

 そして、根元まで入ったところで俺は腰を動かし始めた。

 パンッ!パチュンッ!! と肌と肌がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る。


「あっ♡ あぁんっ♡!  気持ちいいよぉーッ♡」


 瑠香は激しく乱れていた。その姿を見て、俺の興奮はさらに高まる。


「もっと激しくしてぇッ♡  真人っ♡!!」


 瑠香の注文通りに俺は動きを速くする。

 パンッ!! パンッパンッ!! と肉同士がぶつかり合う音が大きくなる。 


「んっ♡! あっ、あんっ、んぁああっ!」


 瑠香の喘ぎ声が部屋中に響き渡る。

 とうとう限界が訪れたようで、膣壁が俺のモノをぎゅっと締め付けてきた。

 それと同時に俺も絶頂に達する。

 ドクッドクッと大量の精液を放出し終えた後、俺は瑠香にキスをした。


「んっ♡! ちゅっ……はむっ……」


 瑠香もそれに応えてくれるかのように舌を絡ませてくる。そして、数十秒ほど濃厚なキスを交わした後、俺は瑠香の中から自分のモノを抜いた。

 すると、ドロッと大量の精子が溢れ出してきた。

 俺はティッシュでそれを拭き取るとゴミ箱に投げ入れた。

 一瞬だが、唇が離れたことに寂しさを覚えたのか、瑠香は俺の唇を下から舐めとるようにして、はむっと挟んだ。

 それだけではなく、直後ちゅぅぅっと吸って、俺の唇に赤い痕をつけてきた。


「……マーキング♡」


 唇を離すと、瑠香は満足そうに微笑みながら言った。


「おいおい……。内出血しただろ……」

「いいじゃん。虫除けになるし」

「はいはい……」


 俺は聞き流しつつ、瑠香の頭を撫でた。すると瑠香は気持ちよさそうに目を細めた後、俺に抱きつき、胸に顔を埋めてきた。

 そして瑠香は俺を見上げながら言う。


「真人……大好き♡」


 最近瑠香の様子が変なのはなぜだろうか?

 いや、俺のことが好きだから、こうやって甘えたりいちゃついてきたりするのだろうが、少しアピールが露骨な気がする……。

 そのことについて聞いてみようかと思ったのだが、

 瑠香の幸せそうな顔を見ていると、なんとなく聞きづらくて、俺は聞くことが出来なかった……。


「ああ。俺もだよ、瑠香……」

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