第11話

ある晴れた日、息子と散歩をしていたらどこからか私が作詞した曲が耳に入ってきました



不意に息子が

「おかあさんのおしごとってなに?」



と聞いてきました。



「ん?おかあさんのおしごと?

おかあさんのおしごとは、おうたのもじをかんがえているよ」



息子に伝わるだろうか?

と半信半疑で答えました。



息子は

「おうたはつくらないの?」



と聞いてきました。



「うーん、おうたはほかのひとがつくっているから、おかあさんはつくらないよ」



とだんだん会話を紡げるようになる息子と楽しく会話を紡ぐ。



息子はお喋りが好きなようで保育園のことや外の世界の話をよくしてくれます。




私はそれがとても嬉しいのです。

外が嫌いなわけではないのですが。


しかし、息子目線で今日1日の出来事を聞くのは1日のうちで1番楽しい時間です。



母となり、悩むことも多々ありますが母親になる道を歩いていることに誇りを持っています。



母として、生きていく道を歩ませてくれている息子に感謝しています。




息子は優しいのですが、そのうちその優しさを好きな人に向けて人生を歩んでいくんだなと思うと嬉しいような少し寂しいような!



まだまだ先の話ですけどね



でもいつか彼女を作ったり家庭を作ったりする未来があることが嬉しかったりします




そんな日がきた時心から応援できるように今は息子との時間を十分に楽しみたいと思っています。



最近、仕事と子育ての両立が忙しくて皆さんにお話できる機会も減ってしまっていますね



もう少しちゃんと時間に余裕を持たせて

仕事と子育ての両立の話とかもできたらいいな!



って思っています




さあ、保育園に迎えに行かなくちゃ!




今日は夫の帰りが早いんです

嬉しいです




結婚してから何年経ってもいつまでも夫のことが好きです




毎日好きが更新されるんです!



好きが更新ってなんぞや?って話ですが、好きって気持ちが更新されるんです。



息子が外の世界を一生懸命教えてくれるように夫も私の好きを更新させてくれるので




2人とも私にとっては大切な存在です。





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