第8話
私が新婚だった時から4年経ったある日…
私は母となりました。
もう息子は3歳です。
愛情を知らずに育った私が子育てをしている不思議はありますが、やはり息子は可愛いです。
愛情を注ぐと愛情で返してくれます。
それもダイレクトに。
そりゃあ苦労する日もあります。
悩む日もあります。
義両親は幸い、私の子育てに口を挟むような人たちではないので相談も基本しないですし私は悩みながら子育てしています。
相談相手と言ったら親友の加奈子ですかね?
彼女も母となり、机を並べて勉強していた頃とは遥かに違う人生を生きていますが
お互いいい刺激になって励まし合いながら生きています。
昔、加奈子が伊豆に旦那さんと遊びに来てくれたことがあって。
あの時は嬉しかったなとたまに思い出します
もう加奈子とは家族ぐるみの付き合いなので
私と夫と加奈子夫妻で、『とびきり』美味しいハンバーグを食べにいきました。
静岡では有名で人気店なんです。
鰻にしようかな?
とも思ったんですが加奈子がちょうど妊娠していたのでハンバーグにしました。
私と夫の思い出の味でもある『ハンバーグ』
所変われども、ハンバーグは美味しいです。
そんな思い出話に舌鼓を打ちながら、私は今日もノンストップで育児をしております。
仕事も少しだけお休みしましたが今は再開しています。
歌詞の幅も広がりました。
私が母となり、1番変わったのは感性かもしれません。
私は元々独特の感性をしていましたがさらに磨きがかかったように思えます。
母となること、不安は正直ありました。
愛されなかった私が愛することができるだろうか?
と不安を言い出したらキリがないくらい不安になりました。
でも妊娠がわかった時、心から嬉しいと思ったのです。
我が子も3歳となりまだまだこれからですが親子ともども成長していけたらいいなと思っています
ああー、息子に遊ぼうと言われたのでこの辺で
子育ては体力勝負ですね
愛情を込めて育てることと愛情を持てないことは違うと今ははっきりわかります。
愛情とは…と聞かれると明確にはわからないんですけど、こうやって愛おしく思うことだったりすることだろうと今は思っています
これから息子とともに成長する私を見届けてください
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