第7話

私は伊豆に来てから新たな家族を迎えました。


それはうさぎです。



元々動物が好きだったんですが、東京では飼うことができなくて


夢だったうさぎさんを迎えることになりました。



毎日のお世話は大変ですがとても可愛いです。



うさぎには自動給餌で『チモシー』をあげるんですが!



チモシーを食べてるところがなんとも言えないくらいに可愛いです。




完全に親バカです。



世界中のうさぎの中で我が家のうさぎが1番可愛いと思っています。




毎日愛情をかけてると愛情で返してくれるのもうさぎがしてくれる可愛いところなんですが。



ケージから連れ出して家の中で一緒に遊んでいる時がなんとも言えない至福の時間です。




こうやって少しずつ『夢』を叶えてくれる夫に感謝しています。



毎日うさぎを愛でることで私の愛情とはなんぞや?の疑問の答えが出てくるような気がします




私は親から愛されてこなかったので、親の愛情を知りません。



なので、愛情とは?


と考えた時に夫がくれるものが愛情なんだと思っています。




愛情とはなに?




と不安になってたまにパニックになるんですけど、その都度夫が愛情を教えてくれるので



安心して『ここ』にいることができています。



虐げられることが多かった幼少期を経て成長した私は『愛情』というものがわからず、悩んだりいろいろしてきました。



今でも夫がくれるものが『愛情』だとわかっていても不安になります。



もしかしたら違う人と結婚した方が夫は幸せだったんじゃないか?



と夫に言ったら怒られそうな不安に襲われることがあります。




『結婚』とは難しいものです。


私が不安になりすぎるので、すぐ不安になります。



でもその度に、夫が全ての不安を払拭してくれるので安心しています。



この不安を一度歌詞にしたことがあります。




『思いと想いと重い』のようなことを混ぜてごちゃごちゃにして書いたのです。




反響はありました。



今までは、一途に想う気持ちを書くことが多かったのでキュンキュンする材料であったのですが。



その時は不安を織り交ぜて書いたので

『新境地』などと言われました。




私だって、いや私の方がみんなより不安に思うことは多くあると思う




と内心思ってファンレターを読み漁りました。 

ファンレターは私の歌詞の感想がダイレクトに伝わってくるので勉強にもなりますし、励みにもなります。





今日もうさぎを愛でながら歌詞の案を練りながら夫の帰りを待つ日々を過ごしています。




私が幼少期つらい時に文字に助けてもらったように、私の歌詞が今日も誰かの心に寄り添い、誰かの背中を押すような存在であったらいいなと思っています

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