義家族に俺の大切なオタクグッズを捨てられて、心が壊れた。

第44話 一章 完

『いつか、結婚出来たら良いね』

昔、そんな約束をした女の子が居たことをよく覚えている。

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そんなラブコメのような約束をした女の子が俺の前にいる。

「優くん、久しぶりだね」

「う、うん」

「ずっと会いたかったよ。」

「俺も会いたかった」

まさか、再開出来るとは思ってなかったし、何よりすごく可愛くなっている。

この時優は確実に彼女の前では元の優に戻っていたのだ。

一章　完