大規模な戦争と自然災害が起き、人類の歴史や文化・文明があわや消えるかという事態に陥りかけた、第三次世界大戦終戦後中期。
街の復興もほぼ終わり、化学兵器による汚染度合がひどいエリアを除いて、世界中で元の風景が戻りつつあった。
現在、居住区や公共施設への防災シェルター設置は義務であり、法令で個人・企業ごとに細かい区分が設定されている。
戦争が技術を発展させるとの言葉通り、科学技術は加速度的に発達。
そして大戦により麻痺した倫理観の果てで、人間は人間を改造するに至る。
これは、そんな終末戦争と自然災害を乗り越えた先に生きる人々の物語蒐。
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