【サッカー小ネタ】山川谷でサッカーしてみる

武藤勇城

↓本編はこちらです↓

山川谷でサッカーしてみる

 今回は、ちょっとしたサッカーの小ネタです。


 サッカー日本代表の歴史は、もう100年以上に及びます。1921年に日本サッカー協会が設立され、1929年に国際サッカー連盟に加盟。当時は弱小国でしかありませんでしたが、1968年メキシコオリンピックで銅メダルに輝くと、1993年には国内初のプロサッカーリーグ『Jリーグ』が開幕しました。1998年『フランスワールドカップ』に初出場して以来、日本のサッカーは世界で知られる存在になり、近年は世界各国のリーグで助っ人外国人として活躍する選手も増えています。

 そんな歴代の日本人サッカー選手の中から、今回は名前に『山・川・谷』が付くサッカー選手を集めて、日本代表を作ってみようと思います!


 先ずは主だった候補選手を挙げていきましょう。

※全て敬称略、数字は2024年5月末日時点のものです。



・山

青山敏弘 173センチ75キロ 12試合1得点

片山洋 170センチ69キロ 38試合0得点

杉山隆一 169センチ67キロ 56試合15得点

中山雅史 178センチ72キロ 51試合21得点

中山雄太 183センチ76キロ 22試合0得点

平山相太 190センチ85キロ 4試合3得点

松山吉之 177センチ72キロ 10試合4得点

本山雅志 175センチ65キロ 28試合0得点

森山佳郎 175センチ72キロ 7試合0得点

山岸智 181センチ80キロ 11試合0得点

山口蛍 173センチ72キロ 48試合3得点

山口素弘 177センチ72キロ 58試合4得点

山口芳忠 167センチ62キロ 49試合0得点

山瀬功治 175センチ73キロ 13試合5得点

山田卓也 178センチ80キロ 4試合0得点

山田暢久 175センチ72キロ 15試合1得点

山根視来 178センチ72キロ 16試合2得点

横山謙三 175センチ72キロ 49試合0得点

横山正文 170センチ56キロ 31試合10得点

以上19名


・川

石川直宏 175センチ70キロ 6試合0得点

市川大祐 181センチ74キロ 10試合0得点

小川航基 186センチ80キロ 2試合3得点

小川諒也 183センチ78キロ 5試合0得点

香川真司 175センチ68キロ 97試合31得点

川上信夫 178センチ67キロ 41試合0得点

川口能活 180センチ77キロ 116試合0得点

川島永嗣 185センチ82キロ 95試合0得点

川勝良一 179センチ73キロ 13試合0得点

川淵三郎 172センチ72キロ 26試合8得点

川辺駿 178センチ70キロ 6試合1得点

川又堅碁 184センチ76キロ 9試合1得点

川本泰三 172センチ68キロ 9試合4得点

菊川凱夫 ?センチ?キロ 16試合0得点

北川航也 180センチ77キロ 8試合0得点

下川健一 188センチ88うキロ 9試合0得点

西川周作 183センチ81キロ 31試合0得点

平川弘 180センチ73キロ 13試合0得点

古川好男 ?センチ?キロ 19試合0得点

前川和也 189センチ98キロ 17試合0得点

以上20名


・谷

岩谷俊夫 ?センチ?キロ 8試合4得点

柿谷曜一朗 176センチ68キロ 18試合5得点

塩谷司 182センチ78キロ 7試合1得点

谷口彰悟 183センチ75キロ 27試合1得点

継谷昌三 167センチ62キロ 12試合4得点

中谷進之介 182センチ77キロ 5試合0得点

柱谷幸一 178センチ75キロ 29試合3得点

柱谷哲二 182センチ70キロ 72試合6得点

長谷部誠 180センチ73キロ 114試合2得点

細谷真大 178センチ76キロ 6試合1得点

横谷政樹 171センチ66キロ 20試合0得点

以上11名


・重複

長谷川健太 177センチ77キロ 27試合4得点

長谷川治久 178センチ70キロ 15試合4得点

長谷川祥之 179センチ69キロ 6試合0得点

以上3名


候補選手 全53名



FW 岩谷俊夫 小川航基 柿谷曜一朗 川淵三郎 川又堅碁 川本泰三 北川航也 杉山隆一 中山雅史 柱谷幸一 長谷川健太 長谷川治久 長谷川祥之 平山相太 細谷真大 横山正文

OMF 石川直宏 香川真司 川辺駿 継谷昌三 平川弘 松山吉之 本山雅志 山岸智 山瀬功治

DMF 青山敏弘 川勝良一 長谷部誠 山口蛍 山口素弘

CB 川上信夫 塩谷司 谷口彰悟 中谷進之介 柱谷哲二

SB 市川大祐 小川諒也 片山洋 菊川凱夫 中山雄太 森山佳郎 山口芳忠 山田卓也 山田暢久 山根視来 横谷政樹

GK 川口能活 川島永嗣 下川健一 西川周作 古川好男 前川和也 横山謙三


 上記53名の候補選手の中から、ワールドカップ同様の23名枠で選抜してみようと思います。GK3名+フィールドプレイヤー20名です。候補選手はDMFとCBがやや少なめでしょうか。守備的な中盤は1枚のシステムもありますし、人材は少数でも精鋭が揃っています。一方、CBは最低2枚必要になりますので、ここのポジションの薄さが気になるところです。コンバート可能な選手は後程、調整する必要があるかも知れません。逆に、FWとSBは人材豊富ですから、フォーメーションは4-3-3をベースに考えてみましょう。


 まずはGKからです。川口能活 川島永嗣の2名は文句なしです。歴代の日本代表GKで見ても最上位にいる両名ですので、間違いありません。もう1名は、代表の実績で見れば、メキシコ五輪で銅メダルに輝いた際の守護神・横山謙三ですが、個人的な独断と偏見で西川周作を選ぼうと思います。下川健一、古川好男、前川和也、横山謙三が落選です。


(確定)

GK 川口能活 川島永嗣 西川周作


 SBは4枚です。釜本邦茂いわく「すっぽんマーク」という、左の山口芳忠は確定です。それ以外、実績の上で傑出した選手は見当たらず、とても迷いますね。個人的な好みで、浦和レッズにいた山田暢久も確定しましょう。あとは左右1名ずつ。左に中山雄太、右に山根視来を選抜し、残りの市川大祐、小川諒也、片山洋、菊川凱夫、森山佳郎、山田卓也、横谷政樹が落選です。


(確定)

SB 中山雄太 山口芳忠 山田暢久 山根視来

GK 川口能活 川島永嗣 西川周作


 CBも4枚です。ポジション調整が必要ならば後で行うとして、ひとまずCB候補の中から1名落選、4名を残します。実績から見て、落選は塩谷司か中谷進之介のいずれかになります。代表での実績も体格的にもほぼ同じ。ですが空中戦の強さ、特に得点力で言えば、塩谷司の方に軍配が上がり、中谷進之介は落選です。


(確定)

CB 川上信夫 塩谷司 谷口彰悟 柱谷哲二

SB 中山雄太 山口芳忠 山田暢久 山根視来

GK 川口能活 川島永嗣 西川周作


 MFは6枚です。中盤の配置を三角形にするか逆三角形にするか、あるいは横並びか。その辺りは後々考えましょう。守備的な方では、傑出した選手が3名います。長谷部誠、山口蛍、山口素弘は確定です。攻撃的な方では、香川真司が確定ですね。これで4名、あと2枚です。ボランチのところで3名確定していますから、ダブルボランチで1チームと、もう1チームはアンカーを置いて、左右サイドハーフを置く形にしましょう。右には石川直宏か継谷昌三で、左には本山雅志か山瀬功治でしょうか。どちらかはドリブラーが良いですね。ここは独断と偏見で、右に石川直宏、左に山瀬功治を選抜し、残った川辺駿、平川弘、松山吉之、山岸智、青山敏弘、川勝良一が落選です。


(確定)

OMF 石川直宏 香川真司 山瀬功治

DMF 長谷部誠 山口蛍 山口素弘

CB 川上信夫 塩谷司 谷口彰悟 柱谷哲二

SB 中山雄太 山口芳忠 山田暢久 山根視来

GK 川口能活 川島永嗣 西川周作


 最後はFW6枚です。まずセンター2枚から選びましょう。中山雅史は間違いありませんが、もう一人が難しいです。体を張って中央で戦える選手となると、小川航基か川又堅碁か平山相太辺りが目に付きます。このうち、高いポテンシャルを持ちながら、未完の大器で終わってしまった平山相太を、最後のパワープレー要員も兼ねて選抜しましょう。左右ウイングとしては、左に柿谷曜一朗と杉山隆一が確定です。右には、川淵三郎、長谷川健太、横山正文の中から2名です。谷・川重複の長谷川健太は確定します。もう一人は、Jリーグの「キャプテン」川淵三郎を選抜し、残った岩谷俊夫、川本泰三、北川航也、柱谷幸一、長谷川治久、長谷川祥之、細谷真大が落選です。


 保留してあったCB問題です。左SBで選出した中山雄太を中央に回す、ボランチの長谷部誠を一列下げる、サブ組の誰かを入れる、という3つの選択肢があります。ただ、それほどピンとくる人選もありませんので、このままで23名枠のメンバー選考を終わりにしようと思います。


(確定)

FW 柿谷曜一朗 川淵三郎 杉山隆一 中山雅史 長谷川健太 平山相太

OMF 石川直宏 香川真司 山瀬功治

DMF 長谷部誠 山口蛍 山口素弘

CB 川上信夫 塩谷司 谷口彰悟 柱谷哲二

SB 中山雄太 山口芳忠 山田暢久 山根視来

GK 川口能活 川島永嗣 西川周作


山 10名

川 8名

谷 6名



 最後に、この中からイレブンを決定しましょう。FWは中央に中山雅史、左に杉山隆一、右に長谷川健太です。中盤はダブルボランチの三角形で、頂点に香川真司を置き、底辺を支えるのが長谷部誠と山口素弘です。ディフェンスラインは左から、山口芳忠、柱谷哲二、川上信夫、山田暢久の並びになります。最後、守護神が川口能活、以上の11名になります。フォーメーション図は以下の通り。


(1軍 4-3-3)

      中山雅史

 杉山隆一      長谷川健太

      香川真司

   山口素弘  長谷部誠

山口芳忠        山田暢久

   柱谷哲二  川上信夫

      川口能活


 残りメンバーで作るセカンドチーム、フォーメーション図は以下の通り。


(2軍 4-3-3)

      平山相太

  柿谷曜一朗  川淵三郎

山瀬功治        石川直宏

      山口蛍

中山雄太        山根視来

   塩谷司   谷口彰悟

      川島永嗣


 ファーストチームは全体的に穴がなく、バランス良く仕上がった一方、セカンドチームの方はやや見劣りしてしまうかなといった印象です。ただGKも含めた守備陣全体の高さで言えば、セカンドチームの方に分があり、この両チームで戦った場合、意外とどう転ぶか分かりません。逆三角形の両ウイング、山瀬功治と石川直宏から入ってくるクロスに、中央で平山相太が合わせる形を、どのように抑えるかが見ものでしょう。


 今回は以上です。

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