打倒謎の組織
第83話あつまれ!術士達!
ー協会ー
鈴華と連絡を取りとある組織への摘発メンバーに選ばれ参加することになった月兎は合わせをするために協会にやってきた。
「にしても何人位参加するのかな?」
『さあな。』
いつも通りマスターに協会へいれてもらった後鈴華から事前に教えてもらっていた部屋へ入った。
ガチャ
「失礼します。」
部屋へ入ると既に男性と女性が一人ずついた。
(もう人いるじゃん。)
月兎が部屋に入ってきた際既に二人がいたが喋っていなかった為月兎も喋りかけづらかったのでそのまま席に座り時間になるのを待っていた。
時間になるまでに更に一人がやってきて時間になると鈴華と共に二人入ってきた。
「一人以外居るわね。じゃあ作戦会議の前に自己紹介をして貰います。」
そう鈴華が言うとまず鈴華と一緒に入ってきた人達が立ち上がり
「ではまず自分から。自分は影山 進太郎【かげやま しんたろう】と言います。等級は2級です。今回は戦闘というよりは押収品の回収のために作戦に参加します。よろしくお願いします。」
て影山さんが自己紹介をおえると
「次は私が。私は本庄 深雪【ほんじょう みゆき】といいます。等級は2級で私は今回の作戦の記録係です。私も基本は戦闘に参加しないのでその点よろしくお願いします。」
と本庄さんも自己紹介をした。
その自己紹介を聞いていた月兎より早く来ていた男性が
「おいおいその二人一緒に戦ってくれないのかよ?」
と鈴華に文句を言った。
「彼らは本部が万が一にと送ってくれた人達なのでしょうがないです。それに今回の件は記録が必要ですから。」
「つってもな~。」
鈴華と男が話していると
ガチャ
と部屋に入ってくる人物がいた
「すいません。本部によってたら遅れました。」
「努さん!」
「月兎くん久しぶり。」
少し遅れてきた人物とは本部とこの支部両方が所属の1級式神使い本郷 努だった。
「努くん。本部から資料を持ってきてくれた?」
「はい。で、今どこまで話しました?」
「まだ自己紹介中よ。」
「じゃあ自分もしますね。」
というと努は皆の前に出た。
「どうも。本郷 努です。今回の作戦のリーダーを務めます。等級は1級。今回は本部もかなり力をいれているので成功報酬もたんまりです。頑張りましょう。」
と自己紹介をすると席に着いた。さっきまで文句を言っていた男は話を遮られたので少しムスッとしていたが立ち上がり挨拶を始めた。
「俺は火野 玄二【ひの げんじ】だ。等級は3級。よろしく。」
最低限の挨拶をするとすぐ席に着いた。すると今度はもう一人の月兎より早く来ていた人物が自己紹介をした。
「私は土屋 一葉【つちや かずは】です。等級は4級でこういった複数人での任務は始めてです。よろしくお願いします。」
そう言いながら頭を下げて挨拶をした。
次は自分の番かと思いながら月兎は立ち上がり
「自分は中村 月兎と申します。等級は4級になったばかりです。色々と迷惑をかけてしまうかもしれませんがよろしくお願いします。」
と挨拶をして席に着いた。
最後に月兎の後に部屋にやってきた男の子が挨拶を始めた。
「あ、あのぼ、僕は北条 吉矢【ほうじょう よしや】って言います。と、等級は5級です。あ、あの!よろしくお願いします。」
そう緊張したように挨拶をして席に着いた。
全員の挨拶が終わると鈴華は
「全員の挨拶が終わったわね。じゃあ今回の組織の動機や目標が書いてある資料を配るわね。」
といいながらメンバーに資料を配りだした。
「とりあえず皆一回この資料を読んでくれる?」
そう鈴華が言ったので月兎が資料を見ようとすると左腕から小さい姿の破月が姿を現した。
『我にも見せろ。』
(分かったよ。一緒に見よう。えっと…組織の名前は【日蝕】。にっしょくって読むのか。で、やってることは一般人を使った呪いの実験と違法改造した妖怪の販売と放流か。山梨のやつはやっぱこの【日蝕】の仕業だな。でやつらの狙いは…は!?こんなことしようとしてるのか!?てかこんなことになってるのか日本は!)
資料を見た月兎は【日蝕】の目論見を見て驚くのだった。
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