第58話人物紹介
社長
人物像
主人公月兎が勤める製薬会社の社長特に可もなく不可もない普通の人。ただフットワークが軽いため良く色々な場所へ自分でいくし責任を部下に押し付けたりもしないので会社の皆からは慕われている。
「ブラジルで新しい新薬ができた?よし!明日からしばらくブラジルに行ってくるとするよ!」
課長改め鈴本 茂【すずもと しげる】
人物像
過去にも人物紹介に出てきた課長。名前が出た回でもいっているが、正直にいうと作者自身この課長に名前を与える気はなかったが話しの流れ的に出ざるを得なくなった。
作者は名前を考えるのが苦手なため名前のストックが減って少し焦っている。
「今回は疲れました。しばらく出番はないとありがたいんですが…。」
佐藤 透【さとう とおる】
人物像
月兎の同期である佐藤 透。第一営業課に配属されていてライバル会社や大手の取引先とやり取りをしている敏腕サラリーマン。かなりイケメンかつ性格もいいのでかなり交友関係も広くモテている。今回の件でも実は裏でかなり活躍していた。
「いや~今回は月兎にかなり助けられたよありがとうな。」
木野山 浩平【きのやま こうへい】
人物像
今回の黒幕。五人しか居ない特級と呼ばれる術士のうちの木の術を使う特級が居る宝樹院という家の分家である木野山家出身。木野山家は術としては最古クラスに古い香りの術を使う家でありかなり原始的な術であることから他の分家からバカにされていた。そのため貪欲に力を求めて新しい香りの術を編み出したがそれでも満足できず金集めに走るようになり今回の事件が起こった。
ただ本人はあくまで木野山家が地位向上することが目的だった。
「ふん。どうせ世の中金だ。この俺の力があればもっと木野山家は強くなる。」
植田
人物像
宝樹院家の裏のことを一手に預かる宝樹院家の分家。他の分家は家があるが植田家は宝樹院家の地下に住んでいる。普段は宝樹院のメイド・執事として生活しているが先ほども書いたように情報収集や内部調査・植物の改造・暗殺者や侵入者への拷問・暗殺など裏の全てをおこなっている。
その特殊性から知っているのは宝樹院家の本家の者だけで分家の当主ですら知らない。
「宝樹院家へ仇なすものは我ら植田家が許しません!」
宝樹院 辰也【ほうじゅいん たつや】
人物像
宝樹院家の現当主。等級は一級であり十分強いが身近なところに特級が居るので慢心はなく常に鍛えている。宝樹院のことを考え娘に厳しく接しているが娘が大好き。なので宝樹院の守護神、宝樹院 与助が娘のみどりを月兎と結婚させようと企んでいることを内心凄く嫌がっている。
「確かに将来は有望かもしれないが…娘には自由恋愛をしてほしい…。」
宝樹院 与助【ほうじゅいん よすけ】
人物像
五人しか居ない特級の一人で光合成をおこなうことで身体を維持し細胞を活性化させているためほぼ不老不死。次期当主候補であるみどりは与助ですら持っていない植物との会話という力を持っているため特級に至るのではないかととても期待している。そんな中月兎のことを知り、月兎であればもしみどりが不老不死になっても月兎も不老不死になれる可能性があるので、愛する人を失くす悲しみをみどりがあじあわずに済むのではないかと思い結婚を企んでいる。
また、月兎に接触した洋太(※46話知らない子)は身体をいじった与助本人である。
「愛するものを失くすのは悲しい。ワシのような思いはみどりに味わって欲しく無いんじゃ。」
宝樹院 みどり
人物像
宝樹院家の一人娘。植物との会話という力を持ち期待されている存在。しかし本人はそこまで気負ってはなく、家族が好きなため期待に応えたいと思っている。与助から月兎を結婚相手にどうだと言われたため、前に仕込んだ(※46話知らない子にて)種を使いたまに月兎を盗聴している悪い子でもある。
「私この人と結婚するのかな…。こ、今度カメラとかも仕込めないかな?」
宝樹院製薬の社員
人物像
木野山と植田・月兎の戦闘のことは全て忘れており、急に社長が変わり今までした契約も白紙に戻り今一番忙しい人達。
「「「なんでこんな会社の方針が1日でかわるんだよ!」」」
というわけで今回は妖怪ではなく生身な人間が敵として現れました。また今回は基本的に月兎以外の目線を多くしてみました。
今回木野山の香りの術に対しての強化方法は他の術にも応用が効くのではないかという意見がありました。
その件についてですが、まず肉体強化系の術士はそもそも自分の術を身体に馴染ませるためこの強化方法は使えません。
また、遠距離系の術士がこの強化方法を使う場合、まず岩などの固形は経口摂取するしか身体に取り込めません。しかし経口摂取は排泄などしてしまうため効率が良くありません。また、固形は岩や鉄・草木などが主な術ですが岩や鉄は身体が固くなる程度で戦闘相手や環境への影響はありません。また、草木は草や木にも意識などがあるため更に身体に馴染ませる効率が落ちます。以上のことから時間などの部分から現実的ではありません。
次に風などの気体を使う術士では、まず風は常に起こっているものではありません。そのため上記あるように身体に馴染ませるのには時間が掛かります。また、そのような現象に自分の力を馴染ませてから浴びる必要があるのでかなり難しいことから現実的ではありません。
一番遠距離系の術で可能性がある水のような液体については、そもそも人間の身体は六割が水であり、ある意味既に水を纏っています。そもそも水と一体化した所で身体が水化はせず水の中で呼吸ができる程度であるので現実的ではありません。
特殊系の術に対しても基本的にずっと身体に浴びせることが出来ない雷や浴びようがない結界、浴び続けると発狂するであろう光や闇など強化は現実的ではありません。唯一かなり後に(日本編を書いた後に世界編を書こうと思ってます。)出てくる血を使った術はこの強化方法を活用できますが血を使った術は別の強化方法があるのでこの強化方法は要りません。
その点香りの術の強化は術士を燻製している様なものなので簡単に強化できます。
以上のことからこの強化方法を使う術士はもうでてこない予定ではありますが今後またこの強化方法が使えることになる…かもしれません。
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