ピンポーン

夕方頃シェアハウス悪霊の家の呼び鈴が鳴る

美沙が出迎える。相手はアリシアのクラス担任の佐藤、今日は家庭訪問だ。

その時シェアハウスにいた廻と香織はリビングが使えないのでリビングから1番近い廻の部屋に集まっていた。ちなみにアリシアは部活でまだ帰ってきていない。

聞き耳を立てると美沙と佐藤の会話が聞こえてきた。

「まずはアリシアさんの学校での様子から」

3人は初めて佐藤の声を聞く...1人を除いて...

その1人は聞いた瞬間背筋が凍るような感覚に襲われた

あの電話相手の声と同じだ

しばらくして話も落ち着いてきた頃...

「すいません。御手洗お借りしてもよろしいでしょうか？」

「はい大丈夫ですよ。廊下に出て右の突き当りです」

佐藤が廊下に出るとトイレではなく真っ直ぐにある扉の前に立った

そこは廻の部屋だった

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