第2話 出会い
高校卒業し、海外の大学に入学した私。
19歳になったばかり私は、勉強もバイトも熱心に頑張っていた。
日本人は全く居なくて、学校終わったら図書館かカフェに行って勉強をするか、バイトに行く日々を送っていた。
そんなある日、授業で仲良くなった友達がご飯食べに行こうと誘ってくれて、大人数の集まりに参加することになった。
その時仲良くなった1人の男の子とよくカラオケに行ったり、校内でバトミントンしたり充実する毎日を送っていた。
中間テストの終わった金曜日の夜。
私は暇だったからその子に電話をした。
彼は先輩達と飲んでいて、よかったら来るよう誘ってきた。
私はそんなにお酒呑みなタイプでもなかったから、断ってゴロゴロしていたら、数時間後また電話が掛かってきた。
予定早く済んだから遊ぼうと。
私はラインで送ってくれた場所に到着し、カラオケボックスの部屋に入ると、
なぜか4人位人がいた。 間違えて入ったのかと思って急いで外出ると、中にいた一人の男性が英語で”この部屋で合ってるよ。”といいながら私を連れ戻してきた。
後々聞いてみると、日本人の女友達から電話かかってきたのを知った先輩たちが、
どうにかして呼んで遊びたいと、嘘をついて呼び出したそうだった。
外国人の男性4人と男友達1人の中、警戒しながら全然楽しくない呑み会だった。
その時ずっと寝ていた一人の先輩が、お酒を呑ませるなって言ってくれて、家まで送ると私と友達をお酒を飲んで居ない友達の車で送ってくれた。
その後フェイスブックで友達申請が来て、カフェに行ったりカラオケに行ったりする内に、レディーファーストができるとてもマナーのある人だなって紳士的に思い、1カ月もしないうちに交際を始めたのが元旦那だった。
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