第2話

マリアと出会ってから、一週間が過ぎた。裏社会とはいっても普通の女性だ。


今は同居しているけど、世間話すらできていなかった。ヤマト国に起きている喪失事件がだんだん激しくなってきた。


「あの、カーロスさん、大丈夫ですか」


ちょっと心配している声で、マリア優しく話しかけた。


「大丈夫だ。今は悩み事…喪失事件のことなんだけど」


半年前ヤマト国に妙な霧が現れ、鉄の匂いがして、まるで血の匂いとそっくりだ。霧の中に居た複数人のヤマト人が精神的に悪化させ、殺し会っていた。


霧がなくなったあと、街中に赤に染まれた。


「喪失の事件、紅蓮の霧と呼ばれているらしいですね」


今に伴って裏社会、表社会の表裏一体の差がもうすでに存在していない。一般人でも、魔界の存在を気づいたことで、妖怪、精霊、幽霊の力を使えるようになったんだ。


日常感を壊して、社会を変わってしまって、世界はもう二度とありふれたな日常に戻らない。


「そうだね。霧、あの霧って何だろうね」


「災難か、天罰かどう見ても意味が見つかりませんね」


意味ね。五年前に北大陸の事件が結局無意味で起きていた。北大陸を真っ二つの事件。あれ以来、社会に起きていることがだんだん常識を壊していく。




______________________________


短いですが、物語や世界の設定について話してみました。


仕事で忙しいので、のんびりで投稿しようと思います。


修正ところがあれば教えてもらえると助かります。

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空を染めた紅蓮の月 レンレン @RenItkr

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