このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(906文字)
「目」ってのは複雑なもので、色んな特徴がある。日常を生きていると特徴に気づかないことが多いが、あなたは(オレたちは)その目が持つ特徴による不具合を「脳」がうまいこと補完している。気づかない脳、補完する脳果たして君は(オレたちは)、真実の「色」に気づいて、補完されずに見ることができるのか?その一助に本作はなる。あなたも真実の「色」が、見える(かも)実験は再現性こそ担保するが環境をととのえられるかは、君次第だ。