十二回 悔しい気持ちと強い目標
北海大札幌に12-11で敗れた。自らが3失点してしまったばっかりに......
試合が終わり宿舎で3年生にとっては最後のミーティングをした。
監督「ここまで良くやった......お前らは俺の誇りだ!!」
チームの皆が泣いていた。
監督「
三鵜島先輩「自分等はベスト8で止まったけど君たちは監督と僕らを超えることが出来ると思うから努力して前に進むことを忘れずに頑張れ!!」
と激励と応援のコメントを残していった。
三鵜島先輩「最後言い忘れてた。主将は、雄平!!諏訪野雄平に任せようと思う.....異論はあるか?」
そうキャプテンが言い終わると全員が首を縦に振った。
諏訪野先輩「えー今、主将になりました。諏訪野雄平です!!厳しくしていく予定なのでよろしくお願いいたします」
監督「うんわかった。三年生から一言」
三鵜島先輩「甲子園に行けて嬉しいよ。みんなありがとう」
山本先輩「最後まで投げぬく事が出来なくて不甲斐無い先輩だけどみんなと過ごした時間は永遠の思い
文山先輩「自分としては甲子園に行けた事だけで感服だけどみんなありがとう」
峯井先輩「高校から始めた野球だったけどみんなと共に甲子園行けて嬉しいよ。みんなありがとう」
小野先輩「一生懸命にそして
木村先輩「ボールを打つことに集中してきた三年間だったけど兄さんや先輩の悲願の願いである甲子園出場を出来て嬉しいです。そして監督と後輩へ北明高校野球部であることを誇りに勉学と野球に取り組んでください!!」
錦先輩「試合に出ることが出来なかったけど皆が頑張ったことは事実だしこれから頑張る事を陰ながら応援しています」
野村先輩「ピッチャーの人達へ色々なボールを受けて面白かったです。そして今年見てて皆が一番必死だったのは、この試合だった。皆は野球が上手いから頑張ってね!!.........監督3年間ありがとうございました。」
皆は目から溢れんとする程の量の涙を流していたかく言う俺も泣いていたが(笑)それは兎も角宿舎で一日体を休めて次の日には北海道へ帰った。
吹奏楽部と応援部と共に学校へ帰ると学校で地域の人や保護者が「甲子園ベスト8おめでとう!そしてお疲れ様です」と書かれた横断幕をもって待機していた。
監督は、「保護者の方に言うことあるでしょ?皆?」
と言ってきた皆は頭に「?」が浮かんでいた、監督が小声で「応援」と言うと皆が思い出したかのように整列して一斉に言った。
皆「応援ありがとうございました」
帽子を取って深々にお礼をすると
地域の皆さんと保護者は「お疲れ様」と言ってきたそして地域の人は「みんなの活躍を見て元気をもらったよ」と言われた自分としては、意味が解らなかったが多分そいうものなんだろうと考えることを辞めた。
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