二十回 延長戦!!死闘は続くよ何処も!!

 延長戦に突入した北海大札幌vs北明の試合は、6-6でタイブレークでノーアウト1・2塁から始まる。山本先輩延長戦も投げるようで監督は一応肩を作れと伝えてきた。                  

 確かに乱打戦を予想するからにはヒットの数が多い方を選ぶだろう。

 そして始まった延長戦は10回を山本先輩が難なく抑えるも打線も北海大札幌の三番手伊藤に三者凡退に抑えられると11回も同じ様な展開で進む12回に山本先輩が北海大札幌の四番でプロ注目の今中悠馬にスリーランホームランを浴びるも木村先輩がレフトでバウンドしたボールがスタンドに入りエンタイトルツーベースで一点追加しなおもノーアウト2・3塁のチャンスで倫太郎はショートへの高いバウンドした打球を何とか内野安打にしノーアウト満塁で諏訪野先輩がライトへのフライを放ちキャッチしたのを確認した涌井先輩が全力疾走でホームに帰ってきて木村先輩がサードへと進みワンアウトランナー1・3塁となり次のバッターの三鵜島先輩が初球に来たストレートを空振りすると次の高めに浮いた球の感に一塁の倫太郎が二塁への盗塁と三塁の木村先輩のホームスチールでダブルスチールで同点になると次のインローのボールをフルスイングするもファールボールになって4球目のストレートを空振りしその間に走った倫太郎がサードで刺された。

 13回から自分が投げることになった。一塁のリードが大きいことに気付いたが、取り敢えずバッターに集中することにした。バッターにはツーシームをインハイに投げ込み次にインローにカーブを投げ込むとアウトローに超緩いスローカーブを投げ三振を取ると次のバッターへ初球をライトへのヒットを打たれ失点してしまうもその後の牽制で三塁ランナーをアウトにすると続く五番をツーシームでレフトフライにしチェンジその後、四番バッターの智弘が二球目のシンカーをレフト後方に引っ張ると二塁走者の諏訪野先輩が全力疾走でホームインその後三鵜島先輩がホームに帰ってこようとするもギリギリのところでタッチアウトになった。その後文山先輩が三振続く野村先輩はレフトフライでチェンジ。

 審判団は一旦試合を中止し十分間の休憩をするよう言ってきた体を冷やして熱中症対策のためだそうだ。

 ここまで時間にしておおよそ4時間も試合をしている15時から試合開始だとしても四時間もしていることに気付かなかった。

 野村先輩と入念なサイン確認等をして1分ほどキャッチボールをしてマウンドへと上がった。789の下位打線を三者連続三振で終わると自分は一塁へバントしてランナーを進めると涌井先輩は、ライトへ大飛球を放つも相手のライトのファインプレーでアウトになると二塁ランナーがキャッチ前に走っており二塁に帰塁する前にベースを踏まれアウトでチェンジ延長15にも登板すると一番バッターにライトにスリーベースヒットを打たれ二失点してしまいさらに二番バッターにスクイズを決められ3失点 その後345番をライトセンターライトフライでアウトを取り何とか攻撃につなげた。倫太郎と諏訪野先輩が三振に抑えられると三鵜島先輩がレフトへツーベースヒットで2点を取るも智弘がライトフライで抑えられ負けてしまった。

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