第6話大切な人

しばらく歩いていると薄いグレー色の

長い階段をひたすら登っていると

綺麗に透き通った池がある

場所に辿り着いた。

「こんな綺麗な池初めて見た気がする」

「確かにそうだね」

2人は,しばらく池を見ていると

池から何かが映し出された。

「智夏ちゃん」

池にうっていたのは,智夏の姿だった

「知り合い,」

奏が聞くと真緒は,頷いた。

「もしかしたらその子も僕らと同じようになるかもしれない」

奏が言いづらそう言うと

真緒の表情が少しずつ暗くなっていった。

「ねぇ,上の方でなんか光ってるよ」

2人ががいる場所よりさらに上の方で

何かが光ってるものを見つけた。

「奏くん,行ってみよう」

2人は,光っている場所へと向かうことにした。

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