第6話 2日目 じゃがバタですわ〜
トモは、菜園でじゃがいもを収穫した。栽培可能数が五に増えたので、フルーツトマトと林檎を植えてみた。
[指定の木を林檎の木へと変化させました]
[木を伐採し、耕し、フルーツトマトを植えました]
「林檎は木がそのまま林檎の木に変化するのですわね」
「にゃ」
「あら、こちらさ確か鶏肉の畑ですわね。何か芽が出てますわ。鶏肉が生えたらいいですわねクイーン」
「にゃん!」
収穫したじゃがいもを抱えてお家に帰って行く二人。
『鶏肉。一体何が出るやら』
『他の食材は、半日も掛からずに実ってたし、明日の朝になったらわかるんじゃ?』
『だな』
お家に入り手洗いうがいをしっかりとした後、じゃがいもを水で洗い。じゃがいもに十字型に切れ目を入れて、一つずつアルミホイルに包んで蒸し器に並べて蒸して行く。途中、菜箸で刺して火が通った事を確認してから、冷蔵庫の中のバターを2cmに切り、切り口に刺していく。じゃがいもの温かさで、徐々にバターが溶け出して行く。
『ごく』
『シンプルだが、好みで味付けを変えられるからいいよな』
『また、腹減ってきた』
「そろそろですわ。クイーン、青鬼くんと黄鬼くんを呼んできて下さいまし」
「にゃー」
のそのそとキッチンを出て行くクイーン。少しすると二人がお家にやって来たので、二人にもうがい手洗いをして貰ってから、リビングのテーブルに座って貰う。
「お待たせですわ」
「ごぶ?」
「熱いから気を付けてお食べなさい。こっちの調味料は好きに使って下さいまし」
「ご」
「では、いただきます。先ずはバターだけでですわ〜。はむ。ほふ、ほふ、このバターの塩っけが良いですわ〜さて、最初はマヨかしら。マヨはガツッと食べる時にいいんですのよ。バター醤油も美味しですわ〜」
「ごぶごぶ」
「ごっぶ」
「みゃー」
ふと横を見ると、青鬼くんは青のりと塩胡椒というシンプルな組み合わせで食べていた。
黄鬼くんは、ケチャップとチーズのピザ風な組み合わせを。
クイーンは、明太子マヨという。珍しいチョイスである。
『ああ、美味そう』
『俺は味噌派なんだが、みんなは?』
『私はわさびマヨよ』
『オーロラソースかな』
『おいおい、何でみんな捻った味付けなんだよ』
『貴方は何なのよ』
『お、俺か?俺はデスソースカレーだ!』
『おめえが一番可笑しいだろ!!』
『てか、そりぁあもうただのカレーでは?』
[強生命力じゃがいもを三個食べました。HPが三増えました。]
トモはまたステータスが上がった事を気にも留めない。じゃがいもを食べ終わったら、ゴブリンたちに道具の使い方などを教えてその日は終わった。
[プライベートモードに切り替えました。]
トモ
レベル1
HP:10/10(+ボーナス3)
MP:10/10(+ボーナス55)
筋力:3
魔力:10
防御力:5
敏捷:-100
スキル
・【菜園管理】レベル3
魔法
・なし
称号
・【ゴブリンの友人】
友達手帳
・一本角の青鬼くん
・二本角の黄鬼くん
クイーン
レベル?
HP:910/910(+ボーナス10)
MP:1023/1023
筋力:833
魔力:0
防御力:2222
敏捷:1800
スキル
・【介護補助】レベルEX
・【自己犠牲】レベル1
・【危機感知】レベル7
・【闘争本能】レベル2
魔法
・なし
称号
・【トモの守護者】
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