第8話 すれ違いのエルフ族の嫁と人間族の婿

陽気な2人がメーア・ウント・ベルゲン市場を楽しそうに物色して歩いている。

パパタローはようやく15歳位の見た目になってきた。理由は「俺は15の時ニキビが多発していた。」だそうだ。

カリンは相変わらず10歳位だと、本人がそう言っていたので、間違いはないだろう。


市場は活気に満ち、多彩な色と香りが立ち込めています。商人たちは新鮮な野菜や果物、美味しそうなパンや菓子を並べ、客たちとのやり取りで笑顔で忙しく動いています。

市場の一角では音楽家が演奏しており、その楽曲が市場全体に響き渡っている。


転移してきてから3ヶ月が経ち、市場にも何度か足を運び、文字や買い物、人の様子や、習慣など徐々にわかってきた。

カリンのぱっつん前髪も成長し、目に刺さるような長さになったため、髪をポニーテールにまとめた。長い髪が軽快に揺れるポニーテールは、彼女の爽やかな笑顔とよく調和し、さらに彼女の魅力を引き立ている。

前髪が目に入らなくなったことで、彼女の視界も広がり、より活動的に行動することができるようになった。また、ポニーテールにまとめることで髪の毛が顔に触れることがなくなり快適だとカリンは言った。


「ねぇ、パパタロー、今日のお昼、どこか美味しいランチが食べたいなぁ。何かいいお店知ってる?独眼竜パパタロー」カリンが軽快な足取りで踊りながら笑いながら言いました。


「独眼竜じゃない!恥ずかしいわ!」

「お前は、手袋でいいなあ。見た目普通だからな。」

彼らの明るい笑い声が市場に響き渡り、通りがかる人々も楽しそうに笑っている。


「それにしても、今日は衛兵が多いね。何か特別な行事でもあるのかしらね?」彼女は周囲の景色を見渡しながら、カリンは不思議そうに口にした。周りには普段よりも多くの衛兵が見受けられる。何かあったと考えて良さそうだ。


「そうかもね?」とパパタローは呑気に言う。あまり気にしてないようだ。


メーア・ウント・ベルゲン王国の衛兵は、通常は華やかな軍服を身にまとっている。

これには、金や銀の装飾が施され、時にはロイヤルブルーなどの鮮やかな色が用いられます。彼らの制服は王国の象徴や紋章を象徴し、威厳と尊厳を表現している。

通常、帽子には羽根飾りや王室の紋章が飾られ、衣服には縁取りや装飾が施されているのだ。



カリンがパパタローに不穏な状況を指摘した。

「市場はいつも活気があり、衛兵が巡回しているのは普段の光景だけど、今日は衛兵が増強されているわね。何か警戒レベルが上がっているのかしら?もしかして、重大な事件が起きているのか、または前触れがあって情報収集しているのかもしれないわ。あるいは、私たちが魔物を引き寄せてしまっているからか、祭りや他の行事の治安維持のために増強されているのかしら?どうしても、状況が不穏な様子だわ。」

彼女の言葉には緊張感が漂っており、周囲の状況を注意深く見ている。


パパタローがカリンに感心しつつ言った。「相変わらずの分析力だな。でも、心配しなくても大丈夫さ。きっと何か理由があって増強されているんだろうし、俺たちは、関係ないさ。」


「根拠ないでしょ。それ。」カリンのツッコミがぐさっとパパタローに一撃を与えた。

「すまん。個人的感想だ。」



カリンは衛兵に追われているおばあさんに気がついた。

おばあさんは金色の髪を丁寧に後ろで髪留めでまとめている。人生の経験や苦労がにじみ出ているような、しわが深い顔立ちだが、とても優しい目で知恵に満ちた輝きをしている。

身なりは清潔であり、地味ながらも実用的な動きやすいな服装を選んでいるのが分かる。

市場での買い物にきているからだろうか。


一人の衛兵がおばあさんの後を静かに追っている。

おばあさんはそれに気がついているようで、手提げの籠に市場で購入したであろうりんごを入れて持ち、杖をつきながらも、できるだけ早足で歩いている。


もう一人の衛兵がおばあさんの前方から出てきて、おばあさんに故意にぶつかり、倒した。

籠に入っていたリンゴが道にちらばり転がっていった。


「おっと、ごめんなさいよ。急いでどちらに。」


衛兵の態度は傲慢で高慢であり、権力を乱用していることを勘違いして王国の権威を自分の実力だと勘違いし、自信に満ちているようだ。彼らは市民に対して横柄で侮辱的な態度をとり、自分たちが支配者であるかのように振る舞っているのだ。


衛兵は体格的にはがっしりとしており、力強い体つきで、その大きな体格は、彼らの威圧的な存在感を強調している。声は、荒々しく威圧的であり、命令的なトーンで自分たちの権力を主張し、市民に対して服従させるための声は軽蔑や敵意がにじみ出ている。

存在が不快な雰囲気を醸し出している。

正義の象徴であるはずの軍服が恐怖の象徴と化していた。



カリンが駆け寄り、「申し訳ありません。うちのおばあちゃんが…どうかお許しください…」と声を詰まらせながら謝罪しました。

カリンが泣きながら割って入ったことで、周囲の注目を集めていた。


ちょっと、やるなら、打ち合わせしてからにしてよ。


しょうが無いじゃない!


「何をブツブツ言ってるんだ。」


衛兵は剣に手を伸ばしていたが、周りの目を気にして、剣を鞘に戻しました。すかさずパパタローも寸劇に参加し、「申し訳ありません。」と言うと、袖の下からお金を衛兵に渡しました。「制服を汚してしまったお詫びでございます。お収めください。」 袋の中のお金を見て、にやりとしたが、パパタローの眼帯を見て、衛兵の目が変わりました。



「イゾレーター少佐!」

「この女の手袋をとって調べろ。ついでに荷物もな。探せ。」

「はっ。コントレア中将!」


「ちょっと何よ!?女の子の鞄を漁るの趣味なの!変態!?」カリンが叫ぶ。

「静かにしろ!痛い目に合いたいのか!」と怒鳴り、イゾレーター少佐は鞄の中を調べた。


手袋を脱がされたが何もない。

荷物には食材のみで、変わったものは何もない。

「怪しいものはありません。」


「おい、男。その目についている物は何だ!取れ!取るんだ!」 コントレア中将が厳しい口調で叫びました。パパタローは少し動揺しながら、「え、これは…。どうかご容赦ください。」と言いました。 衛兵は驚き、「まさか、あの方の印じゃあるまいな!!」と言いました。パパタローは首を振りながら、「『あの方』の『印』?」と尋ねました。 衛兵は激怒し、「他に取れないうしろめたい理由でもあるのか!抵抗するなら牢屋に打ち込むぞ!」と叫びながら、男の眼帯を引きちぎりました。その瞬間、に右眼球がメッシュで白くなっているのに2人の衛兵が後退りした。


「なんだ、その目は…。」


パパタローは説明を始めました。「…カラコン病という呪いで、失明してしまいました。朽ち果てる死を待ち望むばかりです。この呪いは空気感染する速度が早いので、魔具で呪いを抑制している眼帯を外すなと魔道士に口酸っぱく言われておりまして…。眼帯を早くつけたいのですが…。」


1歩引き下がった。


「早く眼帯それをつけろ!」と衛兵は眼帯をパパタローに投げつけ、足元に落ちた。パパタローは眼帯を拾い、かがみながら眼帯を付けました。顔をあげて言いました。「早い段階で目を井戸の水で洗い流せば大丈夫だと言われています。私はそれを怠ってしまったもので。」 衛兵はそうかと首を横に振りながら、「怪しい格好をしやがって。今後はばばぁをしっかり見ておくんだぞ!」と吐き捨て、2人の衛兵は慌てて走り去りました。


たく…

パパタローは呆れて、走っていく衛兵の二人を見ていた。


「おばあちゃん、大丈夫ですか」

しゃがみこんでいたおばあさんの肩から守っていたカリンが顔を覗き込んで声をかけた。



おばあさんの顔がカリンに向くと、垂れ下がっていた髪が動き、顔が見えた。


「え?」


「……。」


若い…エルフ?

おばあさんじゃなかった。

エルフの若さは分からないが、先程のおばあさんより、見た目は若い。


そのエルフは驚いているカリンを見て、不思議な表情を見せたが、微笑みながらカリンに礼を言った。

「お主、勇気があるの。」


さらに髪を指でかき上げると、苔緑色の髪の下からぴょこっと長い耳が出てきました。

その女性は高い鼻筋、くっきりとした顎のライン、そして尖った耳が特徴的でした。彼女の目は瑠璃色で大きく、その輝きはまるで宝石のよう。肌は滑らかで、艶やかな印象を与え、知性や優雅さが感じられる。

二人の驚いた様子を見て、彼女は微笑んだ、その微笑みには子供っぽさやいたずら好きさが感じられた。


頭頂部あたりから1枚の葉っぱがひらりと落ち、粉になりました。

彼女は、それを見ると、慌ててフードで顔を隠した。


それを察したパパタロー達は衛兵が見ているかも知れないと、容姿のことには触れなかった。

パパタローは転がったりんごを籠に入れ直し、彼女に渡した。

「ありがとう。」


「自己紹介がまだでしたね。 私はパパタロー・スターレット・ソレイユと申します。」

「こちらがカリン・スターレット・ソレイユ」です。


「わらわはルミエル・f・ノイン シュヴァンツェ・セレリアンと申します。「ルミエルと呼んでおくれ。

」小さな声で、ルミエルは周囲を気にしてフードを深々と被り直した。


「立てるかい?」

「痛っ!」痛みで顔が歪み、右大腿部あたりを抑えた。

「大丈夫!?」カリンが心配そうに尋ねました。

「わらわ、実はズキズキしておったのじゃが、打撲かと思っておったのじゃ。いたた…。」ルミエルが痛みを訴えていた。

「大腿骨折られたかな…」とパパタローが言いました。

「パパタロー、治せる?」カリンが尋ねました。

「やってみるよ」とパパタローが答えました。

そう言うと、パパタローは痛みを抑える彼女の手の上に自分の手をかざしました。淡い光が包み、彼女のゆがんだ顔が徐々に穏やかな表情に変わっていきました。



「ふう。どうですか?まだ痛いですか?」とパパタローが額の汗を拭いながら尋ねました。

「痛みが引いたみたいじゃの。」と彼女は答えました。



そう言うと、彼女はおそるおそるパパタローの手を取り、立ち上がり、少し歩いてみせました。

驚いた風だった。


「すごい。パパタロー。大丈夫だ!歩ける。」とカリンは驚いた。

「まぁな、3ヶ月の特訓の成果だよ。カリンくん。」と、言いながら、彼女が倒されたときに、落とした杖を拾い上げた。

単なる杖かと思われたが、木で作られ、見た目ほど重くはない。狐の特徴的な耳や目、口などが細部まで彫り込まれ、狐の特徴的な表情や生き生きとした目が表現され、杖全体が狐の力や知恵を象徴している。魔法使いの使い手が持つことが多く、魔法の力を増幅させる役割を果たしている。


ルミエルに杖を渡そうとしたとき、手から離れなくなった。


「あれ、離れないんだが…」パパタローが驚いて言った。

「何をやってるの?」とカリンが尋ねる。

「それは、印を持つ貴方様のものじゃ。」

「え?」《印の事をなぜ知っているんだ?》

「わらわからあんたへの初めのての贈り物や。むこどの。」とルミエルがニコッと小声でささやいた。

「あ。」パパタローは思い出したのか、驚いた顔をした。


にこっ


「ここでは詳しく話せぬが、12月1日に木漏れ谷で光の祭りがある。杖を持って来るのじゃ。門番に話をしておくぞ。」とルミエルが言った。

「分かりました。」とパパタローが答えた。

「お祭り!」祭り大好きなカリンがウキウキ顔になった。

カリンが手を振り、ルミエルと別れる。

「光の祭りって、どんな祭りなんだろうね。」とカリンが言う。


ルミエルと離れると狐の杖が手から離れた。

むこどのって…。いきなり何だ?


「さて、もう少し市場を楽しんだらヴィクターさんのところに帰るか。」とパパタローが言った。

陽が沈むのが早くなっても、市場はにぎやかさを保ったままだった。

しかし、暗闇の中で何者かが二人の後をつけているような気配があった。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 


「ヴィクターさん、ただいま戻りました。

ヴィクターさん?」

「留守かな。」

パパタローは町で調達した食材を、キッチンテーブルの上に置き周りを見渡したとき、

一人のメイドが入ってきた。

「おかえりなさい。パパタローさん、カリンさん。目新しい物ありましたか?」

「カタリーナさん。ただいま。目新しい物ですか、見るもの全て目新しいですよ。」

「そうですか」

「しかし、すごいですね。ヴィクター農場の品物が結構ありましたよ。」


「保冷庫に入れておきますね」

「ありがとう。」


キッチンの横には保管庫があり、入るとひんやりとしている。

コンセントがないので、動力源を聞いたところ、動力源にはマナという霊的なエネルギーや生命力で、これを鉱石に凝縮しているというのだ。

太陽光で貯めた電気をバッテリーに蓄電するというイメージだろうか。

と、勝手にイメージした。

この世界の動力源はこのマナ鉱石(蓄電?)によって動いている。

蓄電(?)レベルによって鉱石の色が違うそうだ。



「今日は何をお作りになるのですか。」

「あ~、酢豚にしようかと。えっと、異世界(こっち)に似たような食材があったので。」

「酢豚がどんなものかわかりませんが、楽しみです。

お邪魔でなけば、手伝わさせていただいてよろしいですか。」

「もちろんです。」

カタリーナさんが、幸せな表情を見せた。


そのやり取りを見ていたカリンが咳払いを一つ。

カタリーナさんが、顔を赤らめたのが見えた。


パパタローめ。胃袋掴んだな…。

パパタローの向こうでムニンが伸びをしているのがぼやけてみえた。


まだ時間があるしその前に…

「マナの使い方の訓練するか。」


「じゃぁ、私は剣技の鍛錬しよう。基礎鍛錬は怠らないようにしないと。

カタリーナさん、クラウスさんは。いつものとこですか?」と、カリンが剣を振る仕草をしてカタリーナに聞いた。


「きっと、そうですね。」


と、ほのぼのとした会話に

声を荒立てて一人の男が入ってきた。

「まだいるのか!

 さっさと、出ていけ!

 災いを持ち込むな!」


「ちょっと、テリアス!

その事は、旦那様がお決めになったことです。」

カタリーナは冷ややかに言った。

「旦那様のお考えに背くのですか!!!」

最後は強く口調になった


テリアスは黙って、その場から去った。

テリアスは、風格ある40歳の執事である。伝統的な執事の服装を身に纏い、その格調高い衣装は彼の責任感と職務に対する真摯な姿勢を象徴し、決して妥協を許さず、常に安全を最優先に考える彼の行動や言動は、職務に誇りを持ち、義務を果たしている。

顔には、経験と厳しさが刻まれており、いつも鋭い視線で周囲を見渡している。

ヴィクターへの忠誠心は絶対的であり、彼の行動や考え方の根底に主人の利益と安全を常に第一に考え、命令には絶対的な従順を示している。

しかし、

よそ者に対しては、警戒心が備わり、その存在や動機を慎重に検証している。

得体の知れない私達を受け入れよと言われても、本心では「はいそうですか」と済む話ではないのだろうとパパタローは理解していた。

テリアスはパパタローが狐の呪いにかかっているということが怖くて仕方がないのだという。


「仕方がないですよ。テリアスさんに安心していただけるように努力しますよ」とパパタローが言った。


ヴィクターさんの屋敷は、町から外れた広大な森の中にある。以前、国王からこの土地を与えられた。この森は魔物の生息地帯だったが、ヴィクターさん自らが討伐隊を編成し、開拓をした。

当時、食料自給率を上げるために、豊かな自然資源を活かした様々な農業活動が行われている。野菜畑から果樹園、そして牧畜地まで、多岐にわたる農業が営まれており、その広大な敷地は総合農業を展開している。


この屋敷は結界によって囲まれており、魔物の侵入を徹底的に防いでいるのだ。結界は周囲を張り巡らされ、森の奥深くにある屋敷は安全な場所として、ヴィクターさんとその家族や従業員たちにとって重要な拠点となっているはずだったのだが、パパタロー達が迷い込んだ月の夜にゴブリンはヴィクター領の結界の敷地内に入っていたのだ。


テリアスが心配するのはもっともだった。





・後日談

ヴィクター邸にて

パパタローはカラーコンタクトを取るのに必死だった。

取り方わからーーん!!

目が充血していた。


・カリンは手の甲の印隠しに、ファンデーションを塗ってました。



「旅人のうた」《メーア・ウント・ベルゲン王国 民謡》


【本文】

Lost on the ancient roads,


O traveler of the windswept wilderness,


In the shadow of ruined castle remains,


You cradle a weary heart, wandering.




Buried in ancient tales,


Our journey knows no end,


Where do their paths lead?




Footprints etched in sand,


Prove their solitude,


The hearts of travelers do not yield.




Sometimes storms block their way,


Sometimes darkness envelops them,


Yet, travelers do not lose hope,


Guided by the light of the stars.




Aiming for the distant horizon,


Their footsteps mark the wilderness,


And their songs,


Echo eternally on the wind.




The journey of travelers is endless,


Their steps continue forever.


Oh, those who wander onto ancient roads,


Aim for the endless end of the journey,


That is the fate of travelers.






<翻訳>


古の街道に迷い込みし、


風に揺れる荒野の旅人よ、


荒れ果てた城跡の影に、


さまよい疲れた心を抱く。




古の物語には彼らの姿が埋もれている。


われらが旅は果てしない、


彼らの行く先はどこなのか。




砂に描かれた足跡が彼らの孤独を証明している。


旅人たちの心は屈せぬ。




時には嵐が彼らの前に立ちふさがり、


時には闇が彼らを包み込む。


しかし、旅人たちは希望を失わず、


星の光を頼りに進む。




遥かなる地平線を目指し、


彼らの足跡は荒野に刻まれる。


そして彼らの歌声は、


風に乗って永遠に響き渡る。




旅人たちの旅は果てしなく、


その歩みは永遠に続く。


古の街道に迷い込んだ者よ、


果てしない旅の果てを目指す 


それが旅人たちの運命






「旅人の詩」は、メーア・ウント・ベルゲン王国の民謡として親しまれています。


荒野を彷徨う旅人の孤独や、希望を失わずに進む姿が、力強く描かれています。

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