勝ち誇るミラ(24/5/5)
ミラ「ツイは確かに積極的で、私は奥手よ! でもね、私の方が凄いところがあるんだから! ツイにだって勝ってるところよ!」
(ドヤッと胸を張る)
ツイ「どんなとこ?」
ミラ「ちゃんと自分の気持ちが分かるところよ! それに、ツイが、その、好きだって言ってくれる、ずっとずっと前からツイのことが大好きだったんだから! 私の方がずっと先に好きになったんだからね!!」
ツイ「でも、僕だって気がついていなかっただけで、ミラよりも先に見られますのことが好きになってたんだと思うんだけどな」
(不満そう。ミラににじり寄る)
ミラ「ふふ、駄目よ! 気づいていないならノーカンだもの! でも、本当にアタックしてくれる前から私のこと好きだったの?」
(モジモジとして、チラチラとツイの顔を窺う)
ツイ「そうだよ。家出しようとした頃か、あるいはそれよりも前から」
(気づかれないように、にじり寄り続ける)
ミラ「ふーん……な、なるほどね。えへへ……でも、ノーカンはノーカンよ! あれ? ツイ、近くない? キャッ!」
(ツイが抱きつく)
ツイ「だって、ミラが意地悪ばかり言うんだもの。ちょっと悪戯して、困らせちゃおっかなって」
(ツイはニッコリと笑った)
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