ブラッドナイトとチョコレート(24/5/4)

ブラッドナイトがチョコレートを食べているのを目撃した赤崎の話です

(ブラッドナイトはマボロシという特殊な存在です。実際の猫にチョコレート等を与えないで下さい)


赤崎は勉強の合間に板チョコを一カケかじるのが好き


赤崎「ふむ、結構勉強したな。さて、甘味でも挟むか……あれ? チョコレートがないな。ブラッドナイト、なにか知らないか?」


ブラッドナイト「……」

(口元をペロペロと舐めている)


赤崎「ブラッドナイト! おまえ、食ったのか!? 猫がチョコを食ったのか!?」


ブラッドナイト「……」

(口元にはチョコが残る。それをペロリと舐め上げて、口角をニヤリと上げる)


赤崎『まあ、ブラッドナイトは普通の猫ではない。今日も茶を飲んだし、俺と一緒に唐揚げを食べた。だが、なんとなくチョコだけは駄目な気がする!』

(動物病院は頼れない赤崎、大慌てで守護者に電話)


その後、守護者からチョコレートを食べても問題ないと聞かされた赤崎だが、やはり釈然としない様子で不安そうにブラッドナイトを見つめていた。


ちなみに、赤崎の分のチョコレートは全てブラッドナイトの腹の中へと消えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る